専業主婦は、期間限定



看護師ノート推奨の転職サイト



10年のブランクから、フルタイム復帰への道 ~完全復帰を見据えた仮復帰~

普通の家庭は、いつか共働きになる

こちらの記事では、離婚に向けて完全復帰を果たすまでに半年の準備期間をとった女性の話をさせてもらいました。
彼女はすぐに離婚ではなく、準備期間中は旦那のお金で暮らしていた方がいいという戦略のもと、少しずつ段階を踏んでいったのです。

今回お伝えするのは、一番女性で多いパターンかもしれません。
もう一度こちらの図を振り返ってみましょう。

フルタイム復帰のきっかけ

フルタイム復帰を目指す目的の中で、教育資金とマイホーム購入資金(住宅ローン)のために働きに出る人が多いと思います。
働かなくて済むならそのまま専業主婦でいたいけれど、旦那の給料だけじゃやっていけないよ、という人ですね。

今の時代、教育にマイホームにマイカーをそろえたら、年収1000万円あっても足りないと言われています。
ですから、夫の給料のみで子供を全員大学まで行かせることができる人は、限られた人だけ。

これについては、この2冊がオススメ。
いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。

やっぱりサラリーマンは2度破産する

この本を読むと、自分が専業主婦のままで、今の生活を続けていくことができるか考えさせられます。
旦那の給料だけでは生活できないから、いつか仕事に出る必要がある・子供が〇歳になったら働きに出ると決めた・・・でも今は専業主婦という人は、どういう方法で完全復帰にもっていけばよいでしょうか?

専業主婦に染まらない

専業主婦になると、家事と育児は全て自分にかかってきます。
子供優先の生活になりますから、子供も母親と離れることが苦手になりがち。

こちらで紹介した女性も、完全な専業主婦で子供を誰にも預けてこなかった(預けられなかった)ので、子供が甘えん坊のべったりで、相当苦戦しました。
一方我が家はどうかといいますと、生後7か月で保育園に入れたため、母親と離れる時間が長くてもそれなりに楽しむことができる子になりました。

私ほど早く復帰することがいいとは言えません。
私の場合は、外来での復帰をちらつかされたため、やむなく育児休暇を切り上げたのです・・・。

しかし、母親にべったりの生活が長ければ長いほど、子供は母親に依存します。
学校の勉強や持ち物も、母親主導になりがち。
一人っ子ならなおのことそうですね。

ですから、自分が職場復帰をするだろうことがわかっている場合は、自分も子供も専業主婦生活に染まり切らないようにすることが必要。
その方が、復帰のハードルが低くなるのです。

具体的には、何が必要なのでしょうか?
まず、環境。
そして、教育です。

家にいるのは期間限定、の意識を持つ

今は仮に専業主婦だから家事・育児の全てが自分の勤めだったとしますね。
でも、それに慣れた旦那・姑・子供は、あなたが来月からフルタイム復帰しますという時に、すんなり適応できるでしょうか?

もし旦那が適応できない場合、専業主婦時代同様の家事・育児を、フルタイムで働きながらあなたがすることになります。
これは、ブランクなく働き続けた人だって大変です。
ですから、専業主婦時代から、全てをあなたに依存する環境にしないこと。

そして、子供を預けることや家を空けることに姑が理解してくれ、姑と実家の母親が子供の世話をしてくれるようなサポート体制を作ること。
フルタイムの完全復帰には、夫はもちろん、周囲の協力は必須ポイントですからね。

具体的には、嫌でもしょっちゅう両方の家を行き来すること。
その際に、子供だけでおばあちゃんと待っていられるようにすること。
子供もおばあちゃんに慣れておくと、お世話をお願いしやすいのです。

最後に、あなたの準備。
子供を預けておきながら、ママ友とランチをしていてはいけません。
専門書を読んだり、パソコンに触れる機会を持ったり、短時間で作れる料理のレパートリーを増やしたり。
身体を動かしたり。

復帰したら必要になるであろうことを、専業主婦時代にしておきましょう。
体力も、時間管理も、専門知識も必要です。
復帰したらやればいいや・・・よりも、復帰に備えておいたほうが、断然楽なのです。

もし復帰した後に思ったよりも大変だった・・・となったら、早々に仕事を辞めざるをえなくなってしまいます。

そして、できるだけ早いうちに子供を保育園や託児所に預け、パートでいいから復帰しましょう。
本格的にお金が必要なのはまだ先・・・と思っても、専業主婦の期間は短かければ短いほど復帰のハードルは下がります。

子供が小さいうちは、保育料も高い。
だから、院内保育所を使うケースもあるかと思います。
しかし、フルタイム復帰を目指すなら、卒園までいられる保育園に入れるのがベスト。
院内保育所を出たあとの保育所を探すの(いわゆる“保活”)は、勤めてからでは困難だから。

フルタイム復帰を近いうちにするつもり、ということで、保育所を早くから申し込んでおきましょう。
どうしても専業主婦が長い人は、「預けなくてもなんとかなる家」と思われてしまい、保育園の順番も後回しになってしまいますから。

フルタイムまでの段階

第一段階:最初は半日だけで、数年間。
第二段階:15時までで、数年間。
第三段階:時間だけフルタイムと同じ、日勤の時間で数年間。(でもパート)
第四段階:最終的に、フルタイム勤務の正規職員。

こんなふうに、段階を追っていくと、子育てとの両立もしやすいし、子供への負担も減らせます。
子供にとって、慣れない環境におかれるのは大変なこと。
毎日園に預けるときに泣いて離れない・・・そんな風になっては、お母さんの方も仕事を続けられません。

我が家は保育園やばあば・となりのおばさん・ひいばあばのおかげで、たくさんの大人に育てられました。
保育園に行くのも当たり前。
夏休みなんてないのが当たり前。
ぼくの周りにはいろんな大人がいるのが、当たり前。

離婚する前から、そういう環境で育てました。
おかげで、いざ離婚に踏み切っても子供への影響は最小限で済んだと思っています。

一番大事にしたいのは、子供。
だから、子供への負担も減らした復帰の方法を考えたいもの。
いきなりフルタイム復帰は、子供にとってとても辛いものです。
ですから、専業主婦で「お母さんがいつも家にいる」環境に染まらないようにしておくこと。
どうせ復帰することがわかっているのなら、その方が後々楽なんです。

今回は、一度は専業主婦になったものの、数年後には働くことになるだろうと予測している人の戦略を提案してみました。
次回は、自己実現のために仕事復帰したいという人のための戦略をお伝えすることにしましょう。



看護のお仕事