ブランクは空けない



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ブランク明け対策よりも、空けないことを考えよう

辛い時はパートで乗り切れ‼ブランクを作らない

ブランクというのは、どのくらいの期間が空いたらいうものでしょう?おそらく年単位ではないでしょうか。
看護の世界では育児休暇より長ければ、ブランクとみなされる感じがしますね。

ブランクというのは、やはり空くのと空かないのでは、もちろん空かない方がいいです。
ブランクを一度作ってしまうと、復帰には相当の勇気と努力が必要になるから。それなら、ブランクを作らない努力をした方が精神衛生上も、身体的にも、家族(とくに子供)への影響も少ないのではないでしょうか?

「ブランク明け対策より、ブランクを作らない対策の方が10倍必要」
これが、私が強く伝えたいことです。

結婚や妊娠・出産を期に離職する人が多いのが、看護師です。
なぜみな「離職」という方法をとってしまうのでしょう?

看護師は、なぜ仕事を辞めたがる?

・責任が重い(気楽にできる仕事ではないから)
・自己研鑽が強く求められるため、時間外の勉強会が多い
・患者や家族、医師、先輩看護師からの苦情やパワハラに耐えなくてはならない
・夜勤が辛い
・大勢の人が休日の土日祝日、年末年始まで仕事だから
・子供をみる人がいない
・家事だけで精一杯
・働かなくて済むなら、働きたくない

こんなところでしょうか。
では逆に、なぜ私がブランクを空けるべきではないと訴えるのか、そのメリットを挙げてみましょう。

ブランクがないと、何がメリット?

・観察力が落ちない
・技術が鈍らない
・頭の回転が鈍らない
・院内研修に最低限参加しており、医療業界のことに最低限通じている
・仕事をすることで、規則正しい生活が乱れない
・時間の使い方が上手になる
・将来不安が減る
・人生におけるさまざまなリスクを減らすことができる
・将来の年金額が増える
・たとえ看護師を辞めても、社会に通じていればどんな職種でも働ける
・将来お金が必要となったときに、アルバイトに比べてかなり時給がいい
・社会人に必要な文章スキルや、コミュニケーションスキルを培うことができる。
・対人関係力を養うことができる

いかがでしょう?いろんなメリットがあると思いませんか?

「稼ぐ力」と「看護師脳」

上に挙げた、働き続けることのメリット、一見看護師と関係ないじゃんと思うこともあるかもしれませんね。
実は、そうでもないのです。
どんな職種でもそうなのですが、基本的な社会的マナーや対人関係・コミュニケーション能力も、専業主婦をしているとまともな言葉を話す機会を失くします。

先日子供の授業参観に行ったときのことですが、それを痛感しました。参観会のあとの懇談会で、自宅での子供の様子を一言、順番で話すことになったのですが・・・
みんな言葉遣いも悪ければ、言いたいこともまとまらない。これは普段人前で話すことも、書類を提出する等の書き言葉を正しく使うことも少ない結果だと実感しました。
こんな親から子供はどうやって正しい言葉を学ぶのでしょう?

また、働くことが将来の自分の財産になることも、私がブランクを作らないことを勧める理由です。
文字通り、働く上で給料をもらえばその分貯蓄できますし、将来の年金額も増えますね。
それもそうですが、もしあなたが夫と離婚したり、夫が病気になって今の給料をもらえなくなったらどうしましょう?子供が中学からずっと私立で進んだり、医師になりたいと言いだしたら?

その時には、やはりお金が必要です。しかし、ずっと自宅で家事だけに従事していると、一般社会から隔絶されてしまって、価値観・一般常識・時間の使い方etc.さまざまなことで働く人との差が出てしまいます。
困ってから働こうと思っても、もちろんレベルの高い仕事ができるはずありませんね。あなたに稼ぐ力があれば、あなた自身に価値があるのです。
「楽したい」とか、「家事だけで精一杯」という理由では、働くことから逃げてはいけないのです。

働き続ける道を選んだなら、せっかくですから看護師資格を活かしてもらいたいと思います。
仮に毎日3時間でも、1週間の半分でもいいから、とにかく働き続けるのです。
そうすることで、看護師として考える頭を維持することができます。「看護師脳」とでも言いましょうか、これはとても大切なことです。

どうしても完全に看護から遠ざかってしまうと、看護師としての視点でものを考えなくなってしまい、一般人と同じレベルになってしまいます。
そこから急に家の事情でお金を稼ぎたいから、とフルタイムで復帰しても、鈍った看護師脳では周囲から認められるような働き方ができません。

働き続けることが、自信と励ましになる

40代後半や50代になってフルタイムで復帰してきて、20代や30代の若者にバカにされている人・・・いるんですよ。
働き続けていれば看護師脳が鈍ることもありません。
仮に週の半分だって、そこで経験してきたことが蓄積されて、自信になります。緊急時やイレギュラーな出来事が起きた時の、対応の幅が広がります。
ちょっとやそっとのことではヘコタレナイという、自分への励ましにもなります。

どうしても新卒から20代の間一生懸命働いていると、結婚や妊娠・出産というイベントを機に、離職する選択をとる人が多くなります。実は、私も頭をよぎりました。
でも、自分で「稼ぐ力」を維持することほど、将来への不安とリスクを減らすことになると考えて、思いとどまったのです。

そして、どうせ看護師として働くなら、うまく立ち回るよりも、その時その時で精一杯のことをして、自分を高めて欲しいと思います。
これは看護師としての基本姿勢でもありますから、こちらの記事も参考にしてもらえたらと思います。

楽しようと一度逃げてしまったら、復活するにはその何倍・何十倍の勇気と努力が必要。
それなら、大変な時はパートだっていいから、看護から離れないでいられる方法を考えましょうか。