たかが体位交換、されど体位交換



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恐怖の寝たきり部屋担当、たった2日で腰痛発症!!

ただ日勤は、寝たきり部屋担当

私が以前勤務していた病院は、公立の総合病院。
ほとんどが急性期病棟です。

急性期の病院は、積極的な治療を受ける人が主に運ばれて来て入院します。
ですから、今私が勤務している民間病院よりは、患者層が若かったですね。
15年以上前のことですから、時代もあったかもしれません。

当時勤務していた病院では、その日の日勤深夜の人が、できるだけ病状的にも落ち着いていない「濃い人」「重症の人」を受け持つ決まりでした。
(深夜で出勤した時に、日勤との違いがわかるように。深夜は皆寝ていますからね。)
ある日、私が土日続けて日勤だった日のこと。

私は「ただ日勤」と呼ばれる、夜勤がくっつかない日勤でした。
そのため、この2日間は比較的病状は落ち着いているけれど、体位交換や経管栄養などのケアが主になる部屋を受け持ちました。
当時はまだプライマリー制ではなかったので、受け持ちは部屋ごとだったんですね。

日勤だけで、体位交換は1人5回。
経管栄養は食間水を合わせて1人4回。
経管の前には痰を引きますし(もちろん抵抗されます)、経管後には便が出やすくなります。

たいていは、次の体位交換がオムツ交換のタイミングになるわけですが。
土日には、家族や親類・知人が付き添いやお見舞いに来ます。
すると、便が出たら臭いでわかりますから、予定時間よりも早く「オムツを変えてください」と言われます。

次の体位交換が30分後なら、それと兼ねてしまえばよいのですが、(さっき変えたばっかりなのに~)という時もあります。
そんな時は、「次まで待ってください。」なんて言えませんから、予定よりも余分にオムツ交換をしながら、身体をあっちむきこっちむきする必要があります。

私がその日に受け持ったのは、そんな寝た切り部屋が2部屋。
担当患者数で言えば8人でしかありません。
しかし、片方の部屋は50~60代の男性だけの寝たきり部屋。
皆脳梗塞か脳出血でした。
しかも、若いが故に体格がいい・・・( ゚Д゚)

1日目の土曜日が終わった時点で、もう私はくたくた。
そして2日目の日曜日、昼頃には尾骨のあたりに違和感があり、“はまっていない”感覚が出てきました。
状態はどんどん悪化し、帰宅する頃にはついに、・・・足がしびれるようになっていたのです。

足がしびれる・・・21歳にして、整体通い

今ならもう少し、やみくもに腰を使わない体位交換やオムツ交換ができるのかもしれません。
しかし、当時はまだ脳外科病棟に勤務して数か月。
看護師としてもまだ数か月。

基本的な技術のコツもつかめていないし、おまけに私は不器用。
オムツをきれいにあてるためには、何度もゴロゴロしたり、身体を持ちあげたりしなくてはなりませんでした。
50代の土木作業員だった患者さんなんて、身長180㎝ありましたからね。
いくら痩せ型の患者さんではあっても筋肉でずっしり、私1人での体位交換はかなり辛かった。

また、別の60代男性は典型的なメタボ体形。
身長は私より少し高いくらいでしたが、お腹とお尻が本当に重かった・・・。
オムツを引き上げようとしてビリッ! (T_T) 
なんてことになると、最初からやり直しです。
8人のオムツと体位交換が終わると、もう汗だくです。

患者さんの家族との関わり方もまだ不慣れ。
言い換えると、うまくあしらうということができませんでした。
また、「〇時に体位交換」と決まっていると、その間で余分にしていても、あとで帳尻を合わせるということもできません。

そんな具合でしたから、私は受け持ち患者8人、たった2日の日勤で、立派な腰痛症になってしまったのです。

土日ですから、病院に受診ということもできません。
帰り道に、ふらっと整体に入ってみました。

事情を伝え、マッサージに骨のズレを直してもらうと・・・足のしびれが治っている!!
整形外科の先生からすると、整体なんて通っては行けないと言われてしまうでしょう。
しかし、その日はただ自分が腰をひねるのと違う、低くて太い「ゴキッ」という音とともに、尾骨の“はまっていない”感じがとれ、しびれもウソのようになくなったのです。

それからというもの、私は脳外科病棟から異動になるまでの間、整体に通っていました。
時間ももったいなかったし、1回4000円の整体代は、高くつきました。
でも、仕事を続ける上では必要経費と思って、通い続けました。

体位交換は、上手にすればとても疲労感が減ります。
そして、見た目もキレイに整います。
しかし、下手をすると私のように、たった8人相手で腰痛症を発症してしまいます。

夜勤をしたり施設に勤務すると、受け持ちが20人になったりします。
もちろん、全て自分だけで体位交換をすることはないでしょうけれど、夜は長いですし、かなりの回数の体位交換をすることになります。
そんなとき、正しい方法を学んでおくと、腰痛症の発症リスクをかなり抑えることができます。

私の場合は異動してから楽になりましたが・・・。
人によっては、腰痛症のせいで退職を余儀なくされることもあります。
たかが体位交換、されど体位交換。
一つ一つの動作にも、看護技術であることを意識して望まなくてはなりませんね。



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