保険金が、億を超える!?



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脳出血で、億を手に入れた男性

自分にもしものことがあったら、家族の生活は?

皆誰しも、自分にもしものことがあったら、残された家族はどうなるだろうと考えますよね。
特に、世帯を持つと。
私もそうです。
息子の生活を第一に考えます。

しかし、家族の生活資金を現金で貯めておくことは難しい。
もしかしたら、明日私が死んでしまうかもしれません。
そうすると、私の現在の貯蓄額だけでは、子供の生活費や教育費を賄うことができません。

ですから、多くの人が保険に加入するのです。
保険には、病気になったら一時金を支払うものや、亡くなったら支払われるもの、更には一家の大黒柱が働くことができなくなった時のための収入保障など、それぞれの保険会社がたくさんの保険商品を販売しています。

たいていは毎月(もしくは年払い)の保険料負担も大変なので、1つか2つ加入していることが多いのではないでしょうか。
医療保険と終身保険、という具合に。

ところが、この保険に5つ入っていた患者さんがいたのです。

橋出血で就労不能、保険請求は5社

その患者さんは、50代の男性で、不動産業を営んでいました。
ある日突然、脳(橋)出血を起こしました。
もちろん、突然の出来事でした。

一命はとりとめたものの、自分で寝がえりをうつこともできません。
痰が多くて気切をしていたこともあり、コミュニケーションもとれません。

私は、とりあえず病状が落ち着くまでは脳外科病棟に入院し、恐らくリハビリ病院を経由してできるだけ長く入院するのだろうと思っていました。
ところが、そうはなりませんでした。

男性の奥さんはとてもはっきり物を言う人で、意思の強い人でした。
皆がもう自宅退院は無理だろうと思っていましたが、なんと経管栄養と吸痰処置、オムツ交換を覚え、男性を自宅に連れて帰ることにしたのです。
皆びっくりしました。

経営していた不動産会社をどうしたのかは、わかりません。
しかし、奥さんの生活は介護が主となります。
どうやって生活していくんだろうなぁ・・・というのは、私達部外者の、勝手な心配だったのです。

入院して数日後、担当医師のところに生命保険の診断書の作成依頼が届いたのです。
まだ病状が安定しているとは言い難い状況で。
それも5通!!

生命保険のための診断書は、他の診断書に比べて1通当たりの金額が高くなっています。
私が勤務していた病院でも、1通7000円でした。
それが5通分ですから、診断書代だけで35000円、もちろん自費です。

しかし、それだけの金額を出すだけの価値があるということなんですよね。
はっきりと聞いたわけではありませんが・・・総額は億単位だというのです ( ゚Д゚)

介護はお金を出すか、手間をだすか。
極論を言ってしまうと、こうなります。

でも、実際は自分が介護をすると生活費が稼げません。
ですから大半の人達は、この2つのバランスをとりながら、仕事と介護生活を両立させています。
会社経営をしていたということもあるでしょうけれど、さすがに脳出血で億のお金を手に入れたのには、ビックリしました。

本人の意思なのか、家族が加入を勧めたのかはわかりません。
月々の負担はかなりのものだったでしょうけれど、おかげでこの患者さん家族は、さしあたっての生活に困ることはなかったのです。

当時私は1年目でしたから、独身です。
医療保険だけは親の進めでかろうじて入っていましたが、保険に対する知識もありませんでしたが。
保険に入るかどうかで、人生が変わるもんなんだ・・・と学んだケースでした。



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