緊張感をもって、仕事をする



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惰性で仕事をしていない?常に緊張感を持っているか?

慣れほど怖いものはない

誰しも、最初にする内容の仕事や、新しい部署では緊張するもの。
でも、長いこと同じ部署で同じ仕事をこなしていると、ついつい惰性で仕事をしてしまうもの。

なぜそれ(注射にせよ、処置にせよ)を行うのか?
この方法でいいのか?
足りない物品はないか?
より良い方法はないか?

こんなふうに、“なぜ”とか、“より良く”について考えながら仕事をすることって、大事なことです。
それこそなぜ?ですが、

➀事故を防ぐ
➁よりよい看護を追求する姿勢を維持する

これです。

一番大きいのは、やはり➀ですね。
惰性で仕事をしてボーっとしていると、事故の原因になります。
私達の仕事というのは、命を預かるもの。
ですから、カチコチになるまでとは言いませんが、常に緊張感は必須なのです。

更に経験を積むと、自分の中で「危険信号」が点滅する

惰性や慣れで仕事をすることはいけません。
しかし、経験を積んでくると、今度は危険な状態や要注意というときには、自分がなにかしらの違和感を抱くようになります。

さもない、いつもと同じ点滴という手技。
でも、なんか違和感が・・・。

私は結構せっかちだし、そそっかしいタチです。
ですから、自分の中で危険信号が点滅した時、ちょっと立ち止まってみます。

危険信号が点滅!何が危険かチェックしよう

・何かまずいことでもある?
・なぜこの点滴をするの?
・この人に、この薬がいったらいけない?
・名前と投与日(時間)は合っている?
・アレルギーはない?
・投与量に間違いはない?
・希釈方法は?
・次の投与(治療)への影響は?

こんなふうに、セルフチェック機能が働きます。
この「危険信号」のおかげで、慣れでスーッと流してやってしまいそうなことを事前に食い止めることができたことがたくさんあります。

例えば・・・
・高齢者では量が違った(抗生剤など)
・他の人の名前で入力がしてあった(伝票と自分が用意した物は一致しているが、投与する人が違う)
・同じヘパリンでも、へパフラッシュとヘパリンロックで単位数が違った
・過去にアレルギーを起こしていた

などなど。
自分の手技が間違っていなくても、オーダーされた時点で誤入力してあると、私は別人に投与することになってしまいます。

実際、慌ただしく数時間の中でたくさんの患者さんを診察している外来では、顏と名前が一致しないことは良くあります。
そんなとき、間違えてカルテを開いてしまうと、間違った入力・指示がとんでしまいます。

最近では、抗生剤点滴のオーダーが出ましたが、カルテをみるとどう見ても今日は定期通院。
採血で炎症所見があったわけでも、熱発しているという記載もない。
本当にこの人に点滴するの?と問い合わせたら、誤入力。
受付票も、間違って入力された人のものが届いていました。

私達は医師の指示のもとで看護・処置を行います。
でも、その指示が本当にその患者さんに向けられたものなのでしょうか?
どんなエビデンスがあるのかを考えずに、ただ投与しているだけではいけません。

実際に、私は自分の「危険信号」に何度も助けられました。
取り越し苦労になるときもありますが、それはいいのです。

常に一定レベルの緊張感は持って仕事をすること。
命を預かる私達には、それは絶対に必要なことです。
例えその日寝不足だろうと、調子が悪かろうと。

そして、更に経験を積んで、セルフチェック機能が働くようになると、更に仕事の精度は高まります。
そのレベルまでいくには、経験を積むことが必要です。

あなたは仕事を“慣れ”でこなしていることはありませんか?
常に緊張感を持っていますか?