1つの場所で長く働き続けることは、大変です!



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働き続けるって、すごいコト

看護師は転職し放題?

看護師は、転職の多い職種です。
理由はいろいろありますが、やはり夜勤と残業、子育てがネックになるからではないでしょうか。

例えば、こんな具合。
独身時代なら夜勤もやっていたとしても、結婚したら夫が夜勤に反対。
その時点で日勤のみ、夫の休みに合わせて平日のみのパートで転職。

その後子供ができて、パートも短時間しかできなくなる。
子供がよく熱を出したり、受診をしたりするので休みがち。
休みがとれたり、勤務時間を半日にしたりという対応をしてくれるところに転職。

末子が小学校に入学。
これでもっと働ける~と、フルタイム復帰。
しかし、それまでの職場でパートからフルタイムになるには条件が悪く、転職。

こんなシナリオ、よくありますね。
女性はどうしても子育てに重きをおく時期がありますし、夫の価値観によっても仕事のあり方が変わります。

更に、人間関係や残業続きが耐えられない、有給がとれない・・・といった労働条件が加われば、転職回数はどんどん増えます。
看護師は需要のある職種なので、辞めてもまたすぐ次を見つけられるから、転職も他の職種に比べると気軽にできてしまうのかもしれませんね。

勤続年数20年超えの人に共通することは?

医師と違って、看護師はどの科・病棟へも配属する可能性があります。
認定ナースでもとらない限り、異動はつきもの。(それで勉強していくのですけれどね。)

では、20年もその病院に勤務している人は、それまでに何度の異動を経験したでしょうか?
10年ずつ勤務したとしても、最低2つの部署は経験していますね。
5年サイクルなら、4回です。

仮にずっと1つの部署に居続けたとしても、それはそれですごいことです。
20年の間に、人間関係のトラブルや患者さんとのトラブル、忙しいときの急変といった“ピンチ”にどれだけ遭遇してきたでしょうか?

それでも辞めることもせず、働き続けてきたということです。
おそらく、それだけ長くいるベテランなら、その部署における責任も相当重いものが課せられているでしょう。

20年以上の勤続年数の看護師は、それまでに嫌なことがあろうと、人間関係でもめようと、全て乗り超えてきた強者。
それだけで、ある種の自信になると思いませんか?

私は、看護師経験15年で、そのうち10年と5年で勤務先が分かれています。
そして今の病院で5年経っていろんなことが見えてきて、この先は何年いられるかなぁと思うことがしょっちゅうあります。

でも、少し嫌なことが続いてあと5年で辞めてしまったとしましょう。
看護師として働き続けていることにはプライドはあっても、どこかに「逃げ」の姿勢があることを抱え続けると思うんですね。
私は10年が限度なんだなぁ・・・って。

逆にこの先20年、今の病院で働き続けたとしましょう。
今でさえ日々悩まされることはたくさんあるのに、この先15年分抱えるわけです。

それでも働き続けられたのなら、どこででも働き続けることのできる人間に成長したことになりませんか?
そうなると、夜勤ができない体質で4年目にして夜勤をリタイアした私も、
「この病院で20年働いているのだから、大抵のことは乗り越えられる。」
こんなふうに思えるようになり、自信につながるかもしれません。

あなたの周囲には、あなたの部署には、20年選手がどれだけいるでしょうか?
彼女達は、どうやって公私のバランスをとりながら、1つの病院に居続けることができたのでしょうか。

その人達の行動パターンを、よく見てみてください。
おそらく、上手に力を抜いて、ここぞというところは押さえていると思います。

そして、敵ができたとき(意見がぶつかったとき)に、どう交わすなり反論するのか。
あなた自身に活かせるものはないのか、その処世術やピンチの乗り切り方を学んでみましょう。

そして気づくと思います。
根底には、看護という仕事にプライドを持っている人だけがなしえるものであると。

ただお金を稼ぎたいだけなら、何か嫌なことがあるたびに転職を繰り返し、夜勤でもやっていればお金にはなります。
そうではなくて、20年選手の根底にあるのは看護師としてのプライド。

更にそれを構成するものは、義務感や責任感、専門知識、看護技術なのではないでしょうか。
努力せずには身につかないし、継続して維持することに多大な労力を必要とします。
だから看護は一生勉強なんですよね。

あなたは今の場所で、どのくらい勤めていますか?
20年・30年選手になれるでしょうか?