研修との付き合い方は?



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強制参加の院内研修、上手に付き合うコツは?

強制参加とは言われても・・・

病院勤務をしていると、どうしても院内研修がありますよね。
感染対策や医療安全、接遇、診療報酬、BLS/ACLS、各種症例発表・・・きりがありません。

基本的には院内で行われる研修は、全て出るように言われるもの。
でもね、現実そんなに全ての研修に出ていたら身がもちません。
かといって、サボってばかりいたら上から怒られます。
(ひょっとしたら、評価が下がってしまうかも。)

院内研修には、どんなものがあるでしょうか?
私は、4つのグループに分けて考えています。
そして、どれに出てどれはスルーするか、取捨選択しています。

院内研修もいろいろの図

ここに挙げたものは極一部です。
毎月・毎週、大小何かしらの研修が院内で開かれています。
ね?全部出ていたら大変なのは、当たり前といえば当たり前なんです。

独身の場合は時間があると思われがちですが、その分夜勤が多いですよね。
3交代の場合、日勤深夜の間でも研修に出るよう言われます。
また、深夜明けや休日も研修に出るように言われます。

「子供がいるから」という理由をつけられないので、独身の看護師が研修に不参加の場合、準夜勤務の日を除いて全てがズル休みととられてしまうんですね。

既婚者や子持ちの場合は、更に大変。
フルタイムで働く時点で、帰ってからの夕飯や片づけ、子供が小さい場合は保育園の迎えもあるし、お風呂に入れて寝かしつけて・・・とにかくギリギリのところで頑張っています。

日勤の後に研修に出てしまうと、家族にも影響が出てしまいます。
保育園の迎えを誰かに頼んだり、夕飯を食べさせておいてもらうとか。

公的機関からの指示や機能評価を受けるに当たって必要な研修は、うるさく言われる研修です。
出席の名簿もとるでしょうし、出席しないとあとでその部署の上司が責任を問われることもあります。

こう言った研修は、基本的に年間で何回か毎年同じような時期に開催します。
これは、もう仕方ないと思って自分の計画に入れておきましょう。

他にも、目的の違う研修があります。
例えば、認定看護師による研修や何かしらの医療事故が起こってから、その対策として行う研修、部署内の教育のための研修がそう。

各種認定をとった看護師は、一定件数の症例発表や院内研修を行って実績を作らなければ、認定の更新ができません。
おそらく認定の勉強に行っている間は病院から給料をもらいながら通っていたはずなので、認定取得後はそれを院内に還元しなくてはなりません。

こういった勉強会は、場合によっては現場に即した内容になっているので、興味のある人にはかなりためになる勉強会です。
これは、自分の知識を広く深めてくれる研修です。
教育委員会の研修も、この仲間に入ります。

何かしらの事故が起こったあとに行う研修は、これは自分の身を守るための研修です。
こういった研修は、事故報告を出す際にどう対応したかのせる必要があります。

「今後も同様の間違いを起こさないよう、院内で緊急研修を行いました。」とか、
「より医療安全を推進するためのワーキンググループを設立しました。」といった具合に。
何か形に残すために開くんですね。

これらの研修、「欠席者がもし同様の事故を起こしたときには、病院はあなたを守りませんよ。」
という内部(職員)への意味合いも含んでいます。
ですから、これらはあなたが知っている内容だったとしても、出ておきたいもの。

研修や委員会は、看護師にとってかなりの負担になっていることは事実。
それは、看護部だってわかっているのです。
でも、全く研修なしにすることも、子供がいる人は一切出なくていいとは言えないのです。
例えパートだとしても、上の図で緑や青の枠は出席するように言わなくてはならない。

抑えるところは抑えて、あとは間引く・・・それが目立たないコツ

さて、私達看護師の悩みのタネである研修。
しかし、私達は専門職。
新しい知識を学ぶ必要もありますが、自分の身を守るためにも必要なものなんですね。

では、どうやって研修に参加しつつ、自分の生活を守るか?
抑えるところは抑えておく。
手を抜いてもいいところは、ちょこちょこ間引いておく。
これです。

上の図で緑のものはもう必須。
いくら子供がいるからと言っても、出ないと上司の記憶にも残りますし、正規で出ないとパートの人達にもよく思われません。
同様に青のグループも抑えておきましょう。

残る橙色とグレーのグループですが、橙色はよほどあなたが興味のあるものや直接関わっているものだけに出ます。
子育て期や自分の体調を管理することも、新しい知識を身に付けることと同様に大切なことですから。

そして、自分の部署で行うグレーの研修。
これは出ないと、直接部署の人間関係にも響きます。
でも、これだって全部出ていたらきりがない。

そこで、子供がいる人なら子供も連れていってしまう。
預けてこれないのに、なんとか出てきましたという姿勢を見せることができます。

そして、子供が大きな声を出したり泣いたりぐずったりしたら・・・そこがチャンス。(笑)
申し訳なさそうに(ここがポイント)、後ろから静かに出ていきましょう(*´ω`*)

女性はどうしても、同じペースで仕事をすることができません。
ですから、全て出なくてはいけないのは解っているけれども、取捨選択する必要があるのです。

あなたが体調を崩したって、家庭内不和を起こしたって、子供が情緒不安定になっても、病院は責任をとってくれません。
ですから、休んだことを記憶に残させないように、上手に付き合いましょう。



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