勉強時間確保は、至難のワザ



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いつ、どこで勉強するか? ~ママナースの試練~

社会人は、勉強時間を確保することから始まる

学生時代は、勉強するのが仕事でしたね。
昼間学校で勉強するのがメインで、夜に自宅学習を追加するのが通常のパターン。

ところが、大人になるとこれが一転します。
昼間は働いているのが普通で、勉強はその合間になります。
そうなると、スキルアップのために勉強しようと思っても、まずは勉強時間を確保するところから始まるのです。

独身の人なら、自分の生活スタイルで決めればよいでしょう。
しかし、既婚者、とくに子持ちになると、たかが1時間を作るのが本当に容易なことではなくなります。

勉強時間と場所、どう作る?の図

私自身、産休・育休後は全く経験のない循環器の外来に配属されました。
心電図だってよめないし、循環器の疾患も知りません。
先生達の言っている言葉が、日本語に聞こえなかった・・・。

お局様は怖いし、わからないこと自体が悔しいしで、私はこれはかなり勉強しなければやっていけない・・・と、初日にして思いました。

しかし、その勉強をいつやるか?
自宅で、集中できるのか?

悶々と考え、あれやこれや思考錯誤の末、私はいくつかのパターンを作ることにしました。

A:早朝4時起きで、コーヒーを飲みながらリビングで
B:出勤前に、職場のコーヒーショップで
C:帰宅前に、ファミレス・ファーストフード店で
D:休日、実家に子供をあずけてファミレス・ファーストフード店で
E:休日、実家に子供を預けて自宅で

このA~Eのパターンを、勉強の目的や内容、仕事の状況、身体の疲れ具合で使い分けることにしました。
今でも、この5つのパターンのどれかで、勉強しています。

まず大切なのは、集中できる時間や場所を作ること。
子供に声をかけられながらでは、私は勉強できません。
そのため、1回の勉強が30分でも45分でも、集中できることを条件にしました。

子供が一人でテレビを観たり、外に遊びに行ってくれるようになった今では、休日に子供が家にいる状態でも勉強できるようになりましたけれど、それはここ1~2年の話です。
小さな子供と家にいては、勉強なんてできません。

ACLSの講習前は、講習といっても半分は試験のようなものですし、自分の知らないことを受講していたので、かなりの勉強が必要でした。
講習前の1か月は、仕事帰りにファミレスによって、ドリンクバーでコーヒーを飲みながら1時間勉強して帰りました。
定時であがれたら1時間、多少残業しても30分の時間がとれれば、寄るようにしていました。

そうすると、せっかくお金を払って勉強する環境を用意したのですから、無駄には過ごせません。
当時はお金にも余裕がなかったので、絶対にドリンクバーの元を勉強でとってやると誓って勉強しました。

こうやって、短い細切れ時間でも大事に大事に、そして細切れ時間をどう作るかを考えて来ました。

次に大切なのは、仕事の日でも勉強できるように時間と場所を確保することです。
私は平日の日勤が勤務時間です。
日勤オンリーは、自分の起きている時間のほとんどが子供の起きている時間と重なるので、なかなか自分だけの時間を作ることができません。

休日も、子供の相手に溜まった家事、3食の用意・・・と、なかなか家庭を持っていると、休日の方が勉強できなかったりもします。
(子供がスポーツ少年団にでも入っていると、その付き添いで丸1日潰れてしまう・・・なんて人も、珍しくありません。)

そこで私は、平日でも勉強できるようにしました。
仮に休日に勉強できなくても、1週間の大半で勉強時間が確保できれば、仮にそれが1日30分でも、5日で2時間半です。
これ、なかなか休日だけで確保しようと思っても、難しかったりします。

どんなに辛くても、続けよう

最初は勉強時間を確保するために、睡眠時間を削ったりしました。
結果、起きても机に突っ伏してしまったり、全く集中できなかったり。
挙句の果てに、体調を崩してしまいました。

そこで、私は睡眠時間を削らずに勉強するために、家事を極力減らすようにしました。
お願いできるところは実家の母にお願いするなどして、主に食事面で家事を減らしました。
職場での今の立場があるのは、本当に母のおかげなのです。

結婚すると、子供や夫の協力度によっても勉強できる環境かどうかが変わります。
そして、それはそのままキャリアアップやスキルアップにつながります。
また、別に昇格しなくてもいいし・・・と全く勉強しないのでは、変遷の目まぐるしい医療の世界で働くこと自体が難しいですね。

体調管理や子供への影響を最小限にして、いかに勉強時間を確保するか?
働くママナースには、大きな問題ですね。
でも、子供に手のかかるうちからこのように涙ぐましい努力と工夫をしていると、子供が成長して小学校に入ったあたりから、急に楽になります。

家事はそれまでにスマートにしています。
それでいて、子供に手がかからなくなってきます。
すると、どんどん新しい分野の勉強ができたり、仕事でも責任のあることを引き受けるだけの余裕が生まれてきます。

小さいうちは、本当に大変です。
勉強どころか、日々の家事も睡眠時間も十分にとれないという人もいるでしょう。

でも、子供は大きくなります。
それまでなんとか乗り切って、どんなときも勉強するという習慣の途切れることのないようにしてもらいたいですね。