患者さんより年の多い看護師って、どうなの?



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年齢を理由にしたら、そこで終わり!

医師や看護師は、65歳を過ぎても働ける職業

人手不足の看護師は、存在していないと成り立たないデイサービスなどでも必要されるので、仕事はあります。
もし自分の体力的に病棟勤務が無理、体位交換なんて無理・・・と思ったなら、外来だけのパートやデイサービス、施設における夜間の管理者として働くこともできます。

有難いというのか、なんていうのか。
私なんて、65歳までとしてもまだこの先28年も働くのか・・・と思うと、うんざりしてしまいます。
しかし、考えようによっては、年金をもらうような年齢になっても仕事があるというのは、有難いことなのかもしれません。

60歳を過ぎると、大半の家庭では子供が独立していますから、母としての役割がなくなり、張りがなくなります。
しかし、働いていれば社会への貢献度、自分は必要とされているという気持ちが得られますよね。
それは、生きる活力になるかもしれません。

現実的なことを考えてしまうと、年金だけでは不足する生活費を、働くことで補うことができます。
実は私の勤務している病院では、なんと定年廃止宣言が出されました。
一応65歳で退職してパート勤務になるのですけど、その後はいつまでも働いていい。

パート勤務になると、ボーナスが出なくなるし基本給も下げられます。
年齢を重ねた体をこき使ってこの金額か・・・と思う金額です。
だから、まあほとんどの人が65歳で退職していきます。

しかし、中には再雇用の契約をして、働き続けている人もいます。
70代でも、80代でも看護師がいるなんて、すごい病院です ( ゚Д゚)
こういった超ベテラン勢は、患者さんよりも年が多いんですね。
50代や60代でも脳梗塞で寝たきり・・・という患者さんは大勢いますから。

定年ありません!! 65歳過ぎても働く問題点は?

さて、この定年廃止宣言、あなたはどう受け止めますか?
実状はどうかというと・・・うーん、って感じですね。
やはりどうしても、同じレベルでの仕事ができないのです。

まず、パソコンが使えないんです。
今の50代からは仕事でパソコンを使うこともあったので、Wordなら使えるよという人も大勢います。
しかし、60代・70代となると、もうITについていけません。
電子カルテへの看護記録の入力、検査ラベルの出し方、各種オーダーの出し方、点滴のバーコード認証・・・全てが一人ではできないのです。

それでいて本人達も、お小遣い稼ぎくらいに思って働いている人達なので、覚えようという気がありません。
ですから、超ベテラン勢のよく言う逃げ言葉が「私達はもう、おばあさんなのよ。」なのです。

確かに、その人達が看護師となったときから、既に50年経っています。
すごいですね、半世紀ですよ。
しかし、その人達が看護師になった時と現代では、生活から病院から、全ての制度や機器が進歩してしまったのです。

それまではなんとかやってきても、これからの時代はパソコンを始めとしたIT機器が使えずして、働けません。
看護師だけでなく、さまざまな分野で使い物にならなくなってしまうのです。

それなのに、本人達は「私達は年とってるから、できなくて当然」と思っているとしましょう。
そうすると、感染管理・医療安全など、全てが現代の医療から遠ざかってしまい、逆に高齢者がいることでその部署の活性化や効率化を図れなくなってしまうのです。
感染の媒介となることもあり、マイナスに働くこともあります。

私の働く病院でも、60代後半から70代組の多い病棟があります。
そこは療養病棟で、新しい看護技術も処理も求めません。
それでも、感染対策や与薬などに対するリスク管理もおろそかになってミスが起こるので、頭を悩ませています。

70代に入っても働ける人というのは、それだけで素晴らしい人です。
しかし、自分は年をとったからできない、と言っている時点で少なくとも進歩から取り残されてしまうんですよ。
それでも若い人と同じように働いていると言えるのでしょうか?

私自身は、65歳まで働けるとは思っていません。
だから、高齢でも働く人をみると、すごいなあと思いますよ。
これからの時代は確かに、高齢者の労働力に頼らざるを得ないでしょう。

でも、年齢を理由にしていろいろなことから逃げてはいけない。
それをするなら引退。
そんな風に考えてしまいました。