子供が成長するのを、1日ずつ待つ



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辞めるのはいつでもできる・・・もう少し頑張ってみよう

乳幼児を抱えて仕事をするということ

仕事をするということは、日々緊張するし、時間もなくなるし、やはり大変です。
特に子供のいる家庭では、専業主婦の奥様達が周囲に多いと、「いいなぁ」と思ってしまうこともあります。

専業主婦をしている人の中には、働きたいけれど子供を見てくれる人がいないから、仕方なく退職した人もいることでしょう。
しかし、やはり仕事でのプレッシャーや時間に追われる生活からすると、精神的にも身体的にも、ワーママより気楽と言えると思います。

私自身は子供が2歳になってすぐ離婚したので、今では仕事をしない、専業主婦ということはあり得ません。
選択肢にありません。

けれど、離婚する前は仕事をどうしようかと悩んだこともありました。
夫がサービス業で、土日はもちろん、平日も帰りが遅く、育児への協力はほぼゼロだったのです。
週1日しかない休みでしたから、「休みの日くらい子供の面倒みてよ」と言ってもムリ。
せいぜい保育園のお迎えに行ってくれるくらい。

私はというと、育児休暇からの復帰後も外来勤務にさせてもらった上、当時の部署は比較的残業のない部署でした。
しかし、それでも独りでご飯も食べられなければお風呂にも入れない、トイレもできない・・・そんな子供を抱えてフルタイムで働いていました。
土日も家事と育児で、休みも休みではなく、常に疲れ切っていました。

病院勤務の中では、外来勤務でしかも残業無し、というのは「楽でいいよね~」と思われる一番負担の少ない部署でした。
それでも、土日には救急外来の当直を当番制でやったり、平日の夜も救急外来の手伝いを遅番として入っていたので、3交代よりは楽とは言え、結構しんどかったです。

当時は、座るとすぐ寝てしまうくらい、1日中疲れていました。
土日も、朝5時前から起きて遊びだす我が子に、ホトホト疲れきってしまいました。
体調も実際に崩してしまい、毎月のように熱が出たりしていて、実家にもかなりお世話になる始末。

仕事をすればするほど、自分の体がダメになる・・・
仕事、辞めようかな。
せめて、パートになろうかな。

何度もそんなふうに思いました。

辞めてもいいという選択肢があるから、頑張れる

実は、私が辞めようと思ったのは、この時ばかりではありません。
・1年目、肋骨骨折していたのに認められず(数年後に痕があってわかった)、重労働を強いられた時
・3年目、独身時代も夜昼問わず眠くてボーっとし、事故が続いた時
・育休後、子育てとの両立ができず、ただただ疲労困憊していた時
・現職で、体調を崩して休んでばかりいた時

どれも、体調不良によるものが大きく関与しているのですが。
結局、今と違って「がむしゃらに働かなくても生活していける状態」だったにも関わらず、私は辞ずに済みました。
異動させてもらったことはありましたけれど。

なぜ、辞めず(離職せず)に乗り越えることができたのでしょうか?
それは、辞めてもいいという選択肢があったからなんです。
辞めてもいいから働く、なんか矛盾していますね。
逆のように感じますね。

人間というのは、辞めてもいいよと言われると(自分自身に)逆に、(まあいざとなったら辞めればいいか)と、もう少しギリギリまでやってみようと思えるものなんです。
性格によるかもしれませんけど、少なくとも私はそうです。

逆に、住宅ローンも抱えているし、子供もいるし、もう絶対に今の職場で今の給料をもらい続けなければ、生活していけないという「辞められない」状態ほど、実は辞めたくなってしまうんですねぇ。

辞めてもいいんだよ、という選択肢を自分に与えることで、逆に頑張れる。
実際、看護師は売り手市場なのだから、パートも正規も働く場はいくらでもあります。
多少給料が下がっても、勤務時間の短い方がいいと思えば、そういう求人だってあります。
よほど高額な給料に、たくさんの休みを求めなければね。

私の場合、本当に辛くなったら辞めればいいや、だからもう少しやってみようと自分を励まし、時にはスイーツなんかをご褒美に買ってあげながら乗り越えてきました。
1回5000円のお取り寄せスイーツを買ったとしても、それで仕事が続けられるのなら、安い投資ですよね。

そして、頑張っているうちに活路が見出されてくるんですよね。
1年目は、病棟異動ということで続けることができました。
3年目は、病棟から外来へ降りたことで、続けることができました。
そして育休後は、子供が日々成長することで、続けることができるようになりました。

子供は大きくなります。
もうやっていけない・・・と思っても、そこから3回程春を超えたら、あっという間に自分で食事も食べるし、トイレもいけるし、着替えもできるようになった。
更に3回春を迎えたら、もう小学生です。

私の場合は子供が1人だったので、あと少し、少し・・・と自分を励ましている間に、子供の方が大きくなってくれました。
結果として、一番子供に手のかかる幼児期を、正規職員のままで乗り越えることができました。

キャリアとしても分断されたわけではないので、役職手当もつくようになり、収入も増えました。
子供が小さい間は専業主婦で、小学校はいったらパートに・・・という人と比べると、既に何千万の差になっていますね。
これが更に今後も続くわけですから、一生を通すといくらの違いになるでしょうか?

確かに、子供が小さいうちは大変です。
でも、それは数年。
しかも、子供は1年の間に大きな成長を遂げます。

もしあなたが今、子育てとの両立で悩んでいたとしたら。
もう少し、もう少し・・・辞めるのはいつでもできるさ♪の気持ちで、もう少し頑張ってみましょうか。



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