35歳、糖尿病男性の代わり様



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2週間で、態度まで変わった男性

35歳で中性脂肪HbA1c10.2%、TG780mg男性のその後

こちらの記事で先日ご紹介した男性。
初診時にあらかたの検査を行って糖尿病と脂質代謝異常(脂肪肝)の診断がくだり、まずは内服治療から開始しました。
まだ治療開始して間もないため、2週間後に外来に呼んでいました。

そして2週間後、言われた通りにその男性が受診しました。
しかし、私は今診察室に入っている患者さんがあの男性だと、最初は気づきませんでした。
なぜなら、態度がすごく改まっていたからです。

初診日には、泌尿器科に来ていきなり検尿をしぶったり、「まだかよ」と言っては付いてきた奥さんにフォローされたり。
まあ控えめに言っても35歳男性がとる行動ではなかったですね。
しかもだらしない生活の結果、重度の糖尿病に脂肪肝。
それを半日で全て検査して治療も開始したのに、ふてぶてしい態度・・・。

それが2週間で変わっていたのにビックリでした。
(といっても、まあ普通の立ち居振る舞いだったのですけどね。)

守るものがあると、人間は変われる

2週間真面目に内服し、時間通りに受診をしたこの男性。
自分の健康問題を直視したようです。
なんと今度は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査までするというのです。

アイスクリームをホームサイズで1箱、1食で3人前食べていたのが、大きな変容ですね。
栄養指導も受けていきました。

35歳、奥さんと子供がいたら、自分だけの身体というわけではありません。
すでにHbA1cが10%を超えてしまったのは残念ですが・・・まだ腎機能は保たれていましたし、ここから生活を改めていくしかありません。

やはり守るものがあるということは強いですね。
私自身、子供を育てていかなくてはいけないし、成人した後だって寝たきりになって子供に迷惑をかけたくはありません。
結局、生涯を通して健康でいることが子供のためになるのです。親の責任ですね。
この男性も、本当はこうなる前に自己管理しているべきでしたけれど、今更言っても仕方ありません。

それに、肥満体形の人は自己管理能力に欠けています。
食べたい欲求を抑えること、規則正しい生活を心がけること、適度な運動を取り入れることetc.
欧米ではとくに、肥満体系の人はビジネス上でも信頼されないらしいです。

看護師でも、肥満体形の人が結構いますね。喫煙者も。
不規則な生活になってしまうのは仕方のないことではありますが、その中でも体重管理はするべき。
ストレスから食べてしまうこともあるでしょう。しかし、それも自己管理のうちです。

暑かったり、寒かったり、疲れていたりと、なかなか外に出ようと言う気もしませんが・・・。
子供のためにも、早朝ランニングは定期的に続けて行かねば、と気をひきしめたのでした。