名刺って、紹介状にもなるのね・・・



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こんな名刺で、診療情報提供書!?

名刺が紹介状・・・これってボッタクリじゃない!?

私の勤務先は民間の病院です。
近隣のクリニックからこちらでご紹介したように、様々な思惑をこめて紹介状を持参する患者さんが多く来院します。

患者さん達は、近所のクリニックで診察を受け、そこでは手に追えないとかもっと細かい検査を勧められ、もしくは入院加療が必要ということで、当院を紹介されて来ます。
ところが、その患者さん達の持参する紹介状に、なんともひどいものがあるのです。

とあるクリニックは、自分の病院名と名前の書いた名刺の裏に、ほんの数行書いただけの「紹介状」を持たせるのです。
封筒にも入っていません。
そのまま患者さんは手渡されるのです。

名刺に馴染みのない私ですが、最近ではビジネスマンたちが使う名刺も、いろいろな創意工夫やオリジナリティのあるものが出ていることは聞いています。
確かに、自分を取引先にアピールするツールですからね、最大限に利用しない手はありません。

ところが、医療機関が発行する紹介状として名刺の裏を使うというのは、どういう神経をしているのでしょうか?
今時手書きの紹介状でも、「ここ大丈夫か?」と思ってしまいますが、名刺の裏に手書きで数行の殴り書き。
これを紹介状として扱うそのクリニックは、どういう理念を持っているのでしょうか?

こちらから送った紹介状に対しての返信がハガキといものは、時々あります。
ハガキの方が送料のコストは下がりますからね。
それに、返信にはいくら手間をかけたところで、お金は発生しないので。

しかし、自分のクリニックで抱えていた患者さんを頼みますよ、という場合の紹介状が名刺って、なんでしょう!
わざわざ紹介状として文字を書けるように、裏に点線の罫線が引いてあるものを作っているのも、腹立たしくなります。

手抜きやセコに走る医師は、恥である

このクリニック、実はこんな失礼な紹介状の癖に、ちゃっかり診療情報提供書料を患者さん達から受け取っています。
検査データもありませんし、
『〇歳の女性で、〇月☓日からの嘔吐があります、ご高診ください。』
こんな内容なら、家族に聞けば済みます。

これを診療情報提供書なんて、図々しいにもほどがあると思います。
ちなみに、受け取った側はこんな名刺にも返事を書くというお作法があります。

私が以前勤めていた総合病院でも、この「名刺クリニック」は有名でした。
・どんな医師かわからないけれど、恥知らずだ。
・こんな名刺に対してこちらが返信を作成するなんて、不愉快だ。
先生達は皆、こう言っていました。

私自身、このクリニックで診察を受けたこともなければ、先生に会ったこともありません。
でも、まともな治療をしていそうにないなというのは、他の医療機関への礼儀作法からも受けてとれます。

自分がもし調子が悪くても、ここには絶対にかからないと思いますね。
そして、もし転職するとしても、ここだけは絶対に受けません。
そんな医療の世界の非常識とみられるクリニックに勤めているなんて、恥ずかしくて他の人に言えませんから。

ワンマンで先生と呼ばれて威張り散らすような、昔ながらの開業医の時代はもう終わりました。
私の住むような田舎でさえ、開業しているクリニックはたくさんあります。
へんな医師のところにわざわざ受診に行かなくても、車で少し先のクリニックに行けば済みます。

ですから、まともな紹介状を作成せずに診療情報提供書料だけとるような医師は時代遅れだし、この先続くことはないでしょう。
今の老先生(と思われる)で閉めるだろうなと、勝手に想像するのでした。