人間関係をとるか、成長をとるか



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人間関係は悪くないけど、成長できない職場でも続けるべき?

女性の職場は、もめるもの!?

女性は男性のように社会人1年目から定年退職をするまで、同じペースで働くことが難しいですよね。いくら男女平等にといっても、実際は家事・育児・介護を夫ときっちり半分ずつやっています・・・という家庭は、ほぼないでしょう。やはり女性に偏りがちですし、向き・不向きということを考えても、ある程度男性と差が出るのは仕方のないこと。

家庭を持っている看護師と若くて独身の看護師、更に40代の独身看護師ではワークスタイルが違ってきますから、どうしてもいざこざは起きやすいもの。
独身はいくらでも残業できるだろうと思う一方で、子供がいると優先して帰るのは当然だとどこかで思っているのがママナース。子育て中の身でフルタイムで働くことは、それだけで自分は十分頑張っている。
独身組からすると、子供がいればなんでも見逃されるなんて‼となりますよね。ちょっとうらやましい気持ちもあるかも。

勤務形態を巡ってだけでも論争になるのに、加えてそれぞれが今まで教育されてきた医療機関や病棟の違いも、もめごとのタネとなります。専門職なんだからそのくらいやって当然だというラインが皆違うからです。
また、中にはゆっくり働いてそこそこの給料がもらえればいいという人もいますし、バリバリ働きたくない・ついていけないから急性期をドロップアウトしてきた人もいますね。

こうした様々な立場や考え方を持つ人が集まって働くのですから、いざこざが起きたり不公平感を抱くのは当然。どこでも必ず人間関係に悩まされるものです。
もしあなたが今働いている職場の人間関係がよいと言えるなら、それは非常にレアなケース。
皆がそういう職場を求めて転職している中で、人間関係がいいと言いきれるのは本当にすごいことです。

本当によい人間関係って、なんだろう?

しかし、いくら人間関係が良い職場でも、働く意欲が低くて成長できないと思うのなら、どうしましょうか?。
皆がガツガツ働かないのなら、自分だって求められることはないのですから、「楽して給料もらえるなら、こんなにいいことはない」と割り切ればいいだけの話。
でも、それができないから悩むし、葛藤する。それはあなたの成長したいという意欲が強いから。
人間は、常に成長を望む生き物です。「より良く」を求めることで、文化も医療も発展したのです。

実は、看護師って夫婦円満の家庭でバリバリ働いている人って少ないですよね?シングルマザーか古い言葉で言うとオールドミスの独身看護師がバリバリ働いていたりするものです。
看護師は楽な仕事じゃありませんし、旦那の稼ぎがあるならパートくらいにセーブしたいと思うのが自然ですものね。シングルマザーや年輩の独身看護師は、自分でこの先生生きていかなければいけない、という自負と危機感があるからこそ、いつまでも最前線で働くのです。
そして、決して逃げられないなら、自分から向かっていこうってなるんです。

あなたの職場の人達は、楽して給料をもらう方が、バリバリ働くよりいいと思っている。それなら、自分から余分なことをする必要はありませんから、看護の質は落ちる一方ですね。
実は仲がいいのではなくて、疑問を感じたり間違いだと思っても、自分も責められたくないから黙っているのでは?おそらく、なあなあの関係になっているだけなのではないでしょうか。
本当の意味で「人間関係が良い」とは、切磋琢磨してお互いのスキルを上げていくことのできる関係だと思うのです。

もしあなたが今の職場に違和感を感じるのであれば、新しい職場でチャレンジするチャンス。もっとスキルを高めたい・勉強したいという前向きな理由の転職は、本来はどんどん進んでやってもらいたいですね。でも、リスクは高い。
もし次の職場が厳しい上に仕事人間ばかりだったら、残業は増える一方。自分で飛び込んでおいて、厳しいから辞めますなんて言えないでしょう?

ですから、まずはいきなり転職としないで、一番厳しい部署へ異動を願い出てはいかがでしょうか。いきなり他の病院への転職よりはリスクは少ないですし、厳しい部署・ハードな部署を希望するスタッフはまずいませんから、看護部も喜ぶでしょう。
ただし、クリニックやデイサービス・施設といった場所ではこの方法は使えません。その時は、潔く転職するのも将来のことを考えたらいい選択だと思います。その代り、あなたの生活の中で仕事の割合が増えることは必須。家族の協力や自分自身の覚悟が定まってからにしましょうね。

看護師は専門職です。保助看法にも、「資質向上を努力義務とする」と定められていること、知っていましたか?
だから、私達は看護師であり続ける以上、学び・向上し続けなければいけないのです。
まずは職場を変えるのではなくて、自分が向上心をもって質の高い看護をしようと意識してみては?
毎年1回は自腹で院外セミナーに参加する、毎月給料の1%は書籍代に充てる、そんなことからだっていいはず。

職場のモチベーションが低い=転職では、少しリスクが高いですね。どんどん頑張って欲しいけれど、かといって安易な転職もしてほしくありません。
自分一人からできること、始めてみませんか?