長所と短所を、どう活かす?



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長所と短所は紙一重、人材を活かすにはどうしたらいい?

能力も適性も・・・千差万別

人の顔が皆違うように、仕事における能力・適性も皆違います。

どれも宝!その能力、どう活かす?の図

私の部署には、これらの力のある人がそろっています。
私はどれに入るかというと、判断が早くてマメに動くタイプ。

だから、言われたことは確実にこなすタイプの人は、私のところに判断を求めに来ます。
すると、私の言ったことはしっかりこなします。
反面、言わなかったことはやりません。

ここが困るんですね。
私が何でもやっていたら、作業効率は悪い。
だから、指示通りに動いてくれる人も必要。
けれども、言われるまでは動かない「指示待ち人間」でもあるんですね。

長所=言われたことはきちんとやる
短所=言われるまで動かない
短所をカバーしながら長所をどう活かすか?
これが、最近の私達部署の課題です。

図の中で示した様々な個性は、どうしても大別すると二手に分かれてしまうんです。
自分で動く人・言われて動く人
に。

そして、どうしても自分で動く人というのが役職の付いている数人に偏り、メンバーは接遇はいいけれども言われなければ患者さんのもとにいかない、技術は高いのに言われなければ手を出さない・・・こんなことが起こっているのです。

まあ、性格としてきついかおだやかか・・・って感じにも大別されるのですが。
このおだやかグループ=指示待ちグループが固まると、それぞれ仕事を率先してやりません。
皆で1人に対してわらわらしたり、考えて行動しないのです。

こういったタイプの看護師は、患者さんからすると安心するタイプでもあります。
点滴をしながら、雑談に応じてくれたり、話を聴いてくれますから。
大切なことですよね。

しかし、ロビーに状態の悪そうな人がいるのに、「あの人のバイタル測って」と言わなければ測らないし、測っただけで戻って来てしまう。
辛そうだからベッドに寝かせようとか、診察の順番を早めるように付き番に言って来ようという、次の手に出ない。

いいところはあります。
私なんかよりも患者さんとのコミュニケーションの高い人もたくさんいます。
でも、指示を待っている。

看護師という専門職で、自分の考えなしでいいのだろうか?とも思うのです。

どこの部署でも、指示出し・指示待ちの二極化が問題に

病棟などのよその部署の主任・師長クラスの人の話を聞くと、やはりこういった問題はどこにもあるようです。
今後起こり得る問題を事前に対応しようとか、リーダー業務のできないタイプがいるのです。
でも、患者さんからの“ウケ”は、そう言うタイプの方が良かったりする・・・。

師長は管理職ですから、実際に患者さんのもとへ行ってバイタルを測ったり、処置をしたりということは少なくてもいいと思います。
しかし、主任以下スタッフ全員が指示出し係と行動部隊とに分かれていいのでしょうか?

指示出しのできる人は、それなりの経験を重ねているので、一般的な業務は一通りこなせます。
しかし、指示を待っている行動部隊の人は、どうしても指示を出してくれる人が休んだりすると、自分から動けないので、全てが後手後手になってしまう・・・。

私が体調不良で1週間のお休みをもらっていた間、このような出来事があったそうです。
私が日々指導していた若手のスタッフが(と言っても、年齢は2歳しか差がない・・・)、
「自分にはできない。自分は判断力できないしタイミングよくできないから、もうここでは働けない。」
と言って泣き出してしまったそうです。

皆それぞれ、長所も短所もあります。
短所を成長させて人並みに持って来て、長所はそのまま活かす・・・。
そんなことができれば、それぞれの力を宝となり、職場がイキイキして働きやすくなると思うのですが。

私自身、実は部署内では下から2番目の年齢です。
だから、人を動かす・他人に指示を出すということは抵抗があります。
私だって自分の判断に自信なんてありませんし、まだまだ勉強も足りません。
でも、指示を待っている人がいます。

誰が休んでも、どこに配属されてもうまくいく、そんな職場にしたい。
ほんと、人材をどう活かすかというのは難しいものですね・・・。