まさか知り合いだった!?



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イヤイヤながらの出張研修が、とんでもないご縁に・・・

大家さんは受講者だった!?

私はここ数年、救急看護の研修を開く機会があります。
その流れで、なぜか企業への応急救護の講師に派遣されたこともあります。
全然関係ないし、ベツモノですよ。
院内での救急看護の講師と、院外で一般人に対する応急救護の講師なんて。

仕方がないので、これまた私、勉強しました。
出張手当すら出ない講義なのに、AHAのハートセイバー ファーストエイドコース
の本まで買って。
もちろん自腹・・・(*´Д`)

まあ、AEDの操作方法や胸骨圧迫の方法、外傷の際の止血方法を少しかじる程度です。
あくまでも一般人に対するものですから。
それも、その研修を受けに来る人達も、「当社は応急救護研修を毎年開いている」という実績作りのために、いやいやながら出席するような人達です。

院内で研修をするのとは全くもって違う状況。
完全アウェー。
しかも、やる気無し。
(自分の仕事に全く関係ないのですから、当然ですよね。)

そんな状況でも、せっかくやるのだからできるだけ楽しく、それからAEDに親しんで欲しい(親しめませんけど!)という思いもあって、他2人のメンバーと共に、必死で頑張りましたよ。
案の定、そんなこと聞いてどうすんのさってくらいマイナーな(意地悪とも言う)質問をする人もいました。

その会社はIT関連の会社だったので、体育会系のノリではなくて・・・頭で理論詰めにして考えるってタイプが多かったのかもしれません。
まあ、あんまりいい印象もなかったし、そもそも私達もイヤイヤながらの研修でしたからね。
とにかくやるべきことが終わったからそれでよし!と思うことにして、その応急救護研修のことはすっかり忘れていました。

ご縁はどこに転がっているか、わからない

私は普段、スポーツウエアばっかり来ているし、通勤もリュックをしょって自転車通勤です。
傍から見たら、この人なにしてる人だろう・・・?って感じですね。
あんまりお母さんぽくないし。
ですから、私の職業を知っているのは、アパートの中でも極一部の人だけ。

ある日、大家さんの家の若夫婦と、立ち話をする機会がありました。
大家さんの自宅の敷地内にアパートが立っているので、家を出るとすぐに大家さんの家なんです。
そこで、大家さんのお孫さんを、若夫婦が遊ばせていました。
こちらもちょうど子連れだったので、子供達が遊んでいる間に少し世間話をしていると・・・。

「ひょっとして〇〇さん、前にうちの会社に応急救護の講師に来ませんでしたか?」
いきなりそんなことを聞かれました。
大家さんは契約書を見ているので、看護師であることも、私の職場も知っているのでしょう。

その若いお父さん、今はもうその仕事を退職しているらしいのですが。
まだ当時勤務していたときに、(やっぱりイヤイヤ)研修に出たそうです。
しかもグループ分けしてAEDの使い方や胸骨圧迫の方法を説明し、実技指導した時に、私がそのグループ担当だったそうなんです。
おまけに、使命して実技やらせたそうな・・・。

どんな顏をしたかわかりませんが。
私としては、顔面真っ青になった気分でしたよ。
まさか、大家さんちの息子に指導してたなんて・・・。

本当に世間は狭いです。
それに、公私はっきり分けることなんてできないものです。
いつこうやって、仕事上知り合った人と会うことになるかもわかりませんから。

そして私は肝に命じるのです。
どんな仕事も、手を抜いてはいけないって。
だって、どこで誰に見られていて、「〇〇君のお母さん、こんなことしたらしいよ。」と、息子にまで影響しないとは限りませんから。

もちろん、そのときの企業研修は、自腹でテキストまで買って勉強していきましたし、できるだけ優しく、丁寧に教えたつもりです。
でも、まさかそこで講義をした相手とそんな関わりを持つことになろうとは、夢にまで思いませんでした。

企業に出向いて応急救護を教えるだけの立場にある人間ということで、大家さんの家にとっては、信用できる入居者ですよね。
うちの子のことをかわいがってくれるのは、私の仕事のこともわかった上でのことかもしれません。
まさかと思えるようなつながりが、住環境にも教育環境にも影響することってあるんですよね。

世間は狭い。
仕事は絶対、手を抜かない。

これは、いつでもどこでも、心に言い聞かせておいてくださいね。
仮にあなたが独身であったとしても。