介護士の処遇は、改善される?



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あなたの勤務先は大丈夫!?介護職員処遇改善加算を利用するブラック施設

介護職員処遇改善加算って?

あなたは、「介護職員処遇改善加算」というものを聞いたことがあるでしょうか?
その名の通り、介護士の処遇を改善するべく給与を増額しますよ、というものです。
このニュースが流れたとき、世間の介護士の皆さんは大喜びだったことでしょう。
そしてこの加算はどのような結果を生んだかというと・・・ぬか喜びという施設が多くを占めています。

それどころか、介護職員処遇改善加算で月15000円の報酬アップを申請しておきながら、実際には他の諸手当などを減額しているなんていうブラック施設も存在するのです。
私の知り合いで、社会保険労務士として企業の給与や労務関係の書類を仕事としている人がいます。

彼女曰く、社会保険労務士というのは企業側の味方について働くものなんだとか。
こういうことをしていても法律上大丈夫?という感じで、顧問契約を結ぶのだと。
それに加えて、給料計算を社会保険労務士事務所にセットで契約することもあるそうですが、中にはひどい施設があるというのです。

年度ごとに使い切らなければならない介護職員処遇改善加算を、毎月払わない。
支払方法は自由なので、ボーナスに上乗せするつもりらしい。
ただし、そ処遇改善加算の分、元のボーナスを下げる・・・受け取る側は、今までと同じ金額のようでいて、雇用者側は実はボーナス削減できているのです。
もちろん、処遇は変わっていませんね。

他にも、春は昇給の時期ですが、4月から基本給を300円あげたそうです。
300円なんて、昇給にも入らないくらいの微々たる金額です。
それなのに、300円の昇給としておいて実際は7000円も他の手当を引いたそうです。
マイナス6700円です。
やってられませんね。

また、その施設は何か所かの施設を持っているグループなのですが、系列グループのどの施設も、看護師には時間外手当を認めるそうですが、介護士には1時間も時間外手当をつけさせないそうです。
明らかなパワハラだし、ブラック施設です。

介護士は看護師と共に患者・入居者を支えるメンバーです。
それなのに、介護士は代わりがいるとばかりにこきつかうなんて職場、嫌ですね。
本来医療・福祉の分野は、私服を肥やすことができない職業です。
しかし、実際はそうやって職員に不当な扱いをしておいて、理事長の懐には多額のお金が入っていく・・・。
繰り返しますが、本当にやってられませんね。

そのようなことがまかり通ってしまう施設で、看護師なら大丈夫かというとそうではないでしょう。
ブラック施設は、ブラック施設です。
施設基準を満たすために看護師の時間外を削ったりすることはなくても、入居者のためになるような設備投資をするでしょうか?
教育体制は、どうでしょうか?

想像するに、そのようなブラック施設の経営者は、およそ入居者のことを考えてはいません。
頭にくることに、その経営者=医師なのです。

介護士の処遇を改善せずして、入居者にサービスがいきわたるはずがありません。
頑張っているスタッフだっていることはいるでしょうけれど、そのような施設で前向きに自己研鑽に励み、よりよい看護・介護をしよう・・・なんていう高い志が根付くでしょうか?

私の職場だって、なんで人がいないのに無茶ばっかり言うんだ!!って、頭にくることはありますよ。
でも、中卒や高卒で入った介護士が成人式を迎えると、理事長から金一封が出ます。
毎年の研究発表では、上位に賞金が出ます。
忘年会も新人歓迎会も、コメディカル込みで一斉に行います。

いやあ、実は私、いいところに勤めているのかも・・・って、思い直しましたよ。
ええ、昨年希望を出した研修費はおりませんでしたけれどね。

介護職員処遇改善加算って、介護士のためのものだから自分達は関係ないと思っていませんか?
あなたの勤務先は、ブラック施設ではありませんか?



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