予約を平気でサボる母親に、子育てができる?



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平気で予約をサボる母は、どうやって子供に約束を守らせる?

乳幼児は、ワクチンがたくさん!

最近の子供は、乳幼児期に接種するワクチンが増えましたね。
私が出産した7年前から比べても、既に数種類増えています。

何を定期接種とするかは都道府県によっても違うのですが、私の住んでいるところを例にすると、
定期接種:ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・水痘ワクチン
任意接種:ロタウイルスワクチン・B型肝炎ワクチン・おたふくかぜワクチン

これらが7年の間で増えました。
更に、H28年度からはB型肝炎も定期接種となる予定です(既に開始されている都道府県もあります)。

ワクチン接種には、いくつかのポイントがあります。
・月齢
・前のワクチン接種との間隔
・生ワクチンか、不活化ワクチンか

そういったことを考慮しながら、ワクチン接種のスケジュールを立てていく必要があります。
これが結構大変。

新米ママにとっては、本当にわからないことだらけ。
ですから、とてもじゃないけれどワクチンをいつ受けたらいいか、保健師さんの説明だけでは理解できない人が多いのです。

そこで私が勤める病院の小児科では、病院側で全てスケジュールを管理してしまうことにしました。
(日時はお母さんと調整しますけれどね。)

そうすることで、赤ちゃんにとってちょうどいい間隔でのワクチン接種を行うことができるからです。
手間はかかりますが、予約を調整することもできますから、私達のメリットでもあります。
間違って適応月齢や接種間隔が空いていないのに誤って接種してしまった・・・という事故を防ぐこともできます。

予約変更は当たり前、連絡なしで数か月後に突然来院するケースも

このように病院側で全てお膳立てしてスケジュールを組んで、お母さんの都合も考慮した上で予約しているワクチンですが。
結構な割合で、ワクチンをサボる・忘れる・気軽に変更する人が多いのです。

子供ですから、体調を崩して接種スケジュールがずれることはよくあります。
どうしても急な用事(葬式等)で母親の実家に帰省することになった、ということもあります。

ところが、なんの連絡もなしにサボるお母さんが本当に多いのです。
「旅行に行くからキャンセルします」とか、「雨だからやめます」とか、そんな理由の変更もしょっちゅうです。

予約をとるということは、何かしらを調整しているから予約をとっているワケです。
ホテルなら、ダブルブッキングすることがないように、予約をとりますよね。
それと同じように、ワクチンも在庫を確保しなくてはなりません。
上記のように、事故を防止する目的もあります。

それなのに、平気でサボる。
そして、数週間・数か月してからひょこっと窓口にやってきて、「こないだ忘れた分、今からやってください。」と言う。

繰り返すのは同じお母さんですが、それが1人や2人じゃないのです。
そんなことをする人が多いという事実に、私は小児科を担当するようになってビックリしてしまいました。

約束を守れないお母さんが、子供にどうやって約束を守ることを教えるのか?
約束を守るという社会的に最低限のマナーを守れなくて、どうやって社会道徳を教えていくのか?
時間を守れなくて、どうやって時間で行動することを教えるのか?

不思議でなりません。

子供を産むのは、10代からでもできます。
でも、親になるということは、今の20代の女性では難しいのでしょうか?
いいえ、30代でも守れない人は守れません。

私も1人の母親として、子供の模範となるような行動をとるように日々自分を戒めています。
早寝早起きを始めとした生活習慣、言葉遣い、マナー等々。

子育ては、“子供を育てる”ではなくて、“子供に育てられる”と聞いたことがあります。
約束を簡単に破るお母さん達には、本当の親になって欲しいと思います。
そして私自身、もっと器の大きな母にならないといけないと自戒するところです・・・。