子育て中は大きな病院がいい?それより大切なことって?



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大きな病院(大学病院、総合病院など)の方が子育てはしやすい?

子育てしやすい職場ってどう探したらいい?

子育てをしていると、働くことに制約がでてしまいます。それはどうしても仕方のないことだと言えますが、その時期にうまく調整をつけて働き続けることができれば、キャリアを途絶えさせることなく、子育てが落ち着いたあとも働き続けることができます。
「子供がいるから」と、働くことを諦める必要はないんですね。

ただし、どうしても独身者や子育てから完全に手が離れた人、子供のいないDINKS夫婦のような働き方はできませんから、工夫する必要があります。
どう工夫するのか?それは、働く場所を選ぶのです。

子育てが仕事に影響するときというのは、どういう時?

・子供の急な発熱、嘔吐(熱が下がっても、出席停止期間も含む)
・保育園や幼稚園、学校からの病気か怪我のための呼び出し
・学校行事(授業参観、個人面接、家庭訪問、運動会、生活発表会etc.)
・自分自身が、子供から病気をうつされた
・学校が半日授業もしくは代休で休み
・台風等で臨時休校

こういったことが、子育て中に仕事を続けられなくなる要因です。
特に、学校行事なら年間予定である程度の把握が可能ですが、体調不良や怪我、臨時休校や半日授業などは、直前までわからないことがあります。
いくら実家の両親に頼んであっても、どうしても親でなければいけない時というのはあるものです。

ですから、いくら体制を整えているつもりでも、やはり子育て中には休みを取らざるをえないことは出てくるのです。
勤務表を作成する関係上、希望休みは前の月の中旬までには出さなくてはいけないところが多いですね。月末になって来月の予定表をもらっても、休み希望が間に合わないため、お母さんの頭を悩ませます。

そうなると、その日に休みをもらうか、誰かと勤務変更してもらうことになります。この急な出来事に対して、
「いいわよ、お互い様だからね」
「子供は大事にしてあげなくちゃね」
と、気持ちよく対応してもらえる職場かどうか?それが、子育て中のお母さんの働きやすさを左右します。

子育て中こそ総合病院!でも、休みやすさは上司次第!?

子育てしながら働きやすい転職先って例えばドコ?
でもお話しましたが、やはり子育て中は総看護師数の多い職場に所属している方が、緊急時に対応してもらいやすくなります。3人の中の1人が休むのと、10人の中の1人が休むのでは大分違います。
あなたの休みをフォローしてくれる人が多ければ多い程、休み安くなります。

時には(誰でも代わりがいるってことか・・・)って思うかもしれませんが、子育て中はあえてそういう立場に身をおいたほうがいいのです。
だって、年に1度の子供の生活発表会。しかも子供がピアノ演奏なんて大役を果たす場に、「あなたに休まれたら困るのよ!!」
といって頼まれたら?
やはり、子供の成長がみられるのはその時・その時だけです。

あなたしかできない仕事は、もっとあなたが経験を積んで、子供も成長した後でなればいいのです。
だから、子供が小学校卒業するまでは少なくとも、できるだけ総合病院や大学病院に所属していた方が、働きやすいでしょう。

ただし、いくら病院といっても注意しなくてはいけない職場もあります。
それは、どういうところだと思いますか?
答えは、「独身ナースばかりの病院」です。
自分の部署の同僚だけでなく、師長・課長・部長までもが独身もしくは子供のいない人で固められていると、どうしても子育てに対する理解がされません。

私自身、やはり独身の時には子育てがこれほどまでに仕事に影響するとは思っていませんでした。
我が家の息子はとても元気で、保育園生活6年の間で急な呼び出しが来たことは1度もありませんでした。
それでも、数か月に1回は熱を出したり調子を崩します。早めに病院に連れて行ったり、登園許可が下りるまで自宅で子供をみなければなりませんでした。
幸いにも、実家の母に全てお願いすることができましが・・・。

どうしても独身者や、子供のいない夫婦の場合は、頭で解っていても本当の意味で理解できません。管理上仕方ないから休みを認めても、暖かい言葉をかけてくれることもありません。

上司の配慮が有難いと感じるとき

私が現在勤務している部署は、師長自体が子育てをなんとか乗り切って働き続けた人です。
だから、子供の小さいうちには仕事のペースを落とさざるを得ないことも理解してくれますし、ちょっとした気遣いがとても有難い。

スタッフAさんの子供が、前日の夜熱を出しました。
「今朝熱は下がっていたし、家にあるカロナールを飲ませて保育園に行かせちゃった。」
お昼休憩に入っている時にAさんがそう言っているのを、パソコン作業をしながら師長が聞いていました。
でも、その時はあえて何も触れずに自分の仕事をしていました。

そして、14時すぎにその人にこう声をかけました。
「Aさん、申し送りもらうわ。何か送っておくことある?」
きょとんとしたAさんに、師長はこう言いました。
「本当はそばにいてあげたかったんでしょ。子供も半日頑張ったんだから、今日は早く帰んなさい。ここはもらううから。」

あえて師長は午後少しだけ、勤務させたのです。さすがに昼休憩前に返したら、半日有給にしなくては周りにしめしがつかないからです。
そして、実質1時間も午後は働いていなかったけれど、Aさんはその日17時まで働いたことにして帰ることができました。
ほんの3時間、でも少しでも早く子供を迎えに行ってあげたい時には、とても大きな3時間です。

時にはすこし勤務をごまかしたって、その人がこれからも働きつづけられること、明日出勤できることのほうが、3時間早く帰らせること以上の価値があるのです。
実際、サービス残業や昼休憩が短くなったりした分をカウントすれば、月で3時間以上優に超えます。
ですから、お咎めを受けないギリギリのところで師長はAさんを返したのです。

確かに、忙しい日の朝、休みの電話が入ると誰もがガックリとなります。
でもそこで、どう対応する部署か?
それによって、働き続けることもできれば、逆に両立できなくなって退職に至ることもあります。

本当の意味で子育て中のママナースが働きつづけられるかどうかは、実は大きな病院とか有利な契約・福利厚生ではなくて、こういう子育てに理解のある上司かどうかということではないでしょうか?
ここって時の気づかいをしてもらえる上司の下なら、なんとか頑張ろうと思えるものですよね。