20:1看護って、どんな病院?



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「一般病院の夜勤体制」実際の求人はココをチェック&要注意!~20:1看護って、どんな夜勤?~

【求人例】『医療法人○○会 ○○病院』の場合

募集職種 正看護師
雇用形態 常勤(夜勤有り)
配属先 病棟
勤務地 大阪府○○市○○
交通情報 泉北高速鉄道線 ○○駅
給与 月収301,000円~ (※手当含む)
【正看護師・初任給の場合】
月給:301,000円(※基本給+夜勤手当4回)
賞与:490,000円
想定年収:4,102,000円
~月給内訳~
基本給:245,000円
夜勤手当:56,000円(14,000円×4回)
【正看護師・経験1年の場合】
月給:302,600円(※基本給+夜勤手当4回)
想定年収:4,124,400円
賞与 年2回 / 2ヶ月
手当 夜勤手当:13,000円~/回
勤務時間 【日勤】08:00~17:15 / 【夜勤】16:30~09:30
夜勤・交代制勤務 2交代制
看護師1~2名
休日・休暇 年間休日:105日
4週8休
【年次有給】10日(初年度)【特別有給】特別有給(3日)、育児休暇、産前産後休暇、慶弔休暇
寮あり
対象:独身
建物タイプ:マンション
間取り:1DK / 2DK
【家賃】
1DK33,000円
2DK40,000円
保育施設・託児所 保育施設・託児所あり
利用可能年齢:1歳~小学就業前まで受け入れ可能(一部学童保育もあり)
保育料:400円/日
夜間600円/回
24時間保育あり / 土日保育あり
原則は18:30まで
夜間保育は土曜のみ
病院すぐ近くの託児所
通勤 車通勤不可
通勤距離が5~10kmで、4,000円の交通費支給あり。
福利厚生その他 社会保険完備(雇用保険 / 労災保険 / 健康保険 / 厚生年金)
退職金制度あり
産休・育休の取得実績あり
定年制度:一律60歳
再雇用65歳まで
退職金入職後4年で支給/前払い制
【その他福利厚生】資格取得制度、復職支援制度、医療費半額負担制度、福利厚生倶楽部加入
教育制度 【教育制度】認定看護師の奨学金制度、再就職支援制度、研修センターあり(OJT)、オリジナルのローテーション教育システム
【中途教育制度あり】既卒でも3ヶ月間指導者がつきます
応募条件 ブランク可 / 経験者歓迎
施設形態 一般病院 / 居宅介護支援 / 通所リハ
病床数 824床
医療療養 392床 / 介護療養 432床
診療科目 内科 / 整形外科 / 婦人科 / 眼科 / 放射線科 / リハビリテーション科 / 歯科
看護基準 20:1
救急指定 救急指定なし


20:1看護で、7:1の重圧から解放される?

いつの時代も看護師が充足しているということはないと思いますが、看護学校や看護大学が増えた現代でも看護師は不足しています。
高齢社会で需要が進んだことなどもあるでしょうけれど、7:1看護の導入が各医療機関の看護師不足に拍車をかけた大きな要因です。

7:1看護とは、1日トータルで計算して患者7人に対し看護師1人の配置をしている、というものですね。
実際に夜勤まで7:1ではありませんが、相当数の看護師を確保しなければ、この基準を満たすことはできません。
夜勤の人数を変えないのならば、日勤だけでもできる看護師をかき集めなければなりませんから。

そこで、私が以前勤務していた病院では、外来看護師は各診療科の病棟の配属となりました。
循環器外来所属なら、循環器病棟配属に変更という具合ですね。

今の勤務先では10:1看護ですが、それでも看護師は不足しています。
やはり外来看護師は病棟勤務扱いです。
(実際は、全く病棟勤務なんてしていないのにね。)

この7:1、患者のためだけでなく、看護師にとっても悪いことばかりではないんですね。
だって、それだけの数の看護師を確保するということですから。
夜勤者は同じ3人で1病棟だとしても、その分日勤者が増えれば、日勤の日の業務分担が減る・・・はずです。
本来は。

ただ、この7:1看護で加算をとれるのは急性期病棟。
それだけ重症者も多ければ、緊急入院もいつ飛び込んでくるかわかりません。
どんなに忙しい深夜勤務であっても。

そして、急性期であれば勉強は必須。
病態の理解だけでなく、各種勉強会の参加も強制だったりします。

これらの急性期独自のプレッシャーに耐えられない・・・そういう人も大勢います。
急性期の場は若い頃だけ、あとは老健をまわったり一般病院の療養棟に行くという選択だってあります。
むしろ、限界まで働いて燃え尽き症候群になってしまうより、細く長く働く方が利口かもしれません。

では、今回の求人はどうでしょうか?
20:1看護ですね。

それに、医療療養392床に対し介護療養432床ですから、やはりゆったりとした慢性期の病院であることがわかります。
付属施設として訪問看護や通所リハもありますから、高齢者の多い病院ということでしょう。

急性期の重圧に耐えられない・・・。
ルーティンワークの方が、気が楽・・・。
そんな人にとっては、いいかもしれません。

ただし、気を付けて欲しいのは20:1という看護体制。
日勤も入れて20:1なのですから、夜勤の時に自分の担当は何人になるのでしょうか?
明らかに、20人は超えます。

もしかしたら、1つのフロアで看護師は自分だけ、あとは介護士という夜勤体制かもしれません。
看護師2人であったとしても、パートナーは介護職あがりの若い准看護師かもしれません。
全ての判断が自分に課せられ、相談相手がいないという可能性も出てくるのです。

夜勤体制で1番気になるのが、身体面の負担です。
夜勤で何人を受け持つのかにもよりますし、入院患者のADLにもよりますが、ほぼ全員が寝たきり患者なのに夜勤があなたを入れて2人だったとしたら・・・?
1回の夜勤で、何回の体位交換を行うことになるでしょう?

私は1年弱、療養病棟の夜勤をやった経験があります。
準深通しての夜勤です。
30人の病棟で、外来勤務のお手伝い要員の私と、その病棟配属の看護師1人の2人しか夜勤はいません。
おまけに、定年間近のベテランナースだったりして・・・。

そうなると、体位交換を全員2時間ごとして、合間にオムツも交換してと、本当にヘトヘト・クタクタになりました。
2週間に1回のペースしかしていなかったのに、腰も痛めました。
病棟のスタッフは看護師も介護士もそろって腰痛もちで、コルセットを着用していました。

私の場合は1年弱という短い期間でしたので、なんとかなりました。
しかし、あなたがこれから長く勤務しようと思うのであれば、夜勤の態勢はしっかり確認しておくべき。
身体を壊しては、働きたくても働けなくなってしまいますからね。

今回は、看護体制から勤務内容を推測してみました。
あなたはこの求人表を見て、何を感じたでしょうか?