デキる人って、どういう人?



看護師ノート推奨の転職サイト



引き際と自己責任、デキる人はここをわきまえている

どこまでが自分の責任で、どこが引き際か

よく新人教育で大切なのは、「ホウ・レン・ソウ」と言われますね。
言うまでもありませんが、報告・連絡・相談のことです。

看護師は1人1人が忙しく働いていますし、常に同じ机にいるのではありません。
患者さん個々との関わりの中で得た情報は、その人が周囲に伝えなくてはわからないこともあります。

例えば、どうも今日は意識レベルがすっきりしていないぞ、と思ったとしましょう。
でも、自分だけで抱えていては、そこで情報は止まります。

しかし、そこで「自分では緊急性がわからない」と判断し、先輩に報告・相談したら?
先輩の経験から観て、やはりおかしいとなったら、医師へ報告して何らかの対処をとるかもしれません。
それが結果として、患者さんの命を救うことになったら・・・?
ホウ・レン・ソウ、大事ですよね。

一方で、何でもかんでもやたらと先輩に頼ったら?
「自分の頭で考えろ!!」と言われますよね。
そんなことを言ってもらえるのも、新人の間だけ。

私は外来勤務なので、たくさんのクラークさんと仕事をします。
クラークさんは、いくら業務に慣れたところで看護師ではありません。
いくら今までの経験を当てはめて考えたところで、エビデンスを元に判断するということはできないのです。
それだけの訓練と勉強していないのですから、当然です。

外来クラークの仕事は、定期処方を出すだけの診察ばかりではありません。
毎日、何かしらのイレギュラーな出来事が起こります。

そんな時、いくらベテランのクラークでも、自己判断で進めていいことと悪いことがあります。
引き際のわからないクラークは、ずっと自分だけで抱えていて、全ての検査の結果が出てから「脳梗塞で入院する人がいるんですけど」と言ってくる。
もっと早く報告してくれたら、最優先で対処したのに。

本当のベテランやデキる人は、どこまでが自分のやっていいことで、どこが引き際かをわきまえています。
なんでもすぐ「看護師さん替わってください」と言うのではなく、ここから先はもうクラークではだめだな、というギリギリのところで報告する。
これはもしかしたら重症なのかもしれないと思えば、受付された時点で「こういう人がいるのですけど・・・」と報告する。

何でもこなせる人が、デキる人ではないんですね。
繰り返しますが、「引き際をわきまえている人が、デキる人」なのです。

一方、私の職場には、私よりも年上の40代でもまだ誰かに判断してもらおう、誰かが助けてくれるだろうという、他人に頼ってばかりの人がいます。
外線電話に出ても、結局は判断を全て他人にまわす。
年下で看護師経験が少ない私にさえも、振ってきます。

これは無責任と言います。
自分のやるべきことまで人に押しつけているだけ。

自分の身の程をわきまえず、引き際を判断せず、何でも勝手に進めてしまう人。
自分で判断せず、なんでも他人任せな人。
どちらも、命を預かる医療現場には、ふさわしくありません。

あなたの周りには、こんな人いませんか?
もちろんあなたは、こんなことしていませんよね?