当たり前の、地味な仕事の大切さ



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当たり前のつまらない業務を、コツコツと

当たり前は、やって当たり前のこと

仕事には、ルーティンワークのような地味な仕事と、周りから「凄い!さすが!」と思われるような目立つ仕事がありますね。
例えを挙げてみましょう。

○地味な仕事
・掃除、環境整備
・物品補充、救急カートチェック
・ナースコール対応、電話対応
・トイレ介助
・採血、点滴など、その他日常よくある処置

○目立つ仕事
・医師から直接の指示対応
・急変対応
・委員会活動

こんなところでしょうか?
もちろんまだまだありますが、地味な仕事というのは、誰でもできる仕事だったり代わり映えしない当たり前の仕事のことです。

人間というのは、楽しようと思う時は、このような地味な仕事から手を抜くものです。
しかし、地味な仕事とは、やって当然の仕事と言い換えることもできます。
そして、当然の仕事を普段からこなした上で、急変や委員会活動などがあるのです。

だって、患者さんからしたら、「今日は急変対応があったから、あなたのトイレ介助は面倒だからやめますね」では困りますものね。
また、いつもチェックをしていないと、いざという時に救急カートに物品が補充されていなかったり、使いたいものが置いてなかったりします。これも困ります。

だから、地味な仕事ほどコツコツとやるべきです。
ところが、少し仕事に慣れてきたりその部署でお局になってきたりすると、目立つ仕事はやるのに日常の地味な仕事はやらなくなります。
朝始業前に掃除することが決まっているのに、堂々と終わった頃に来たりね(私の部署にもいます・・・そんなズルイ人)。

掃除のように誰でもできる仕事というのは、職種さえも看護師でなくていいことがあります。しかし、ここを日々コツコツと行うことが本当に大切なことなのです。
なぜでしょう?
地味な仕事をやらなくなると、フットワークが悪くなるからです。

フットワークよく動くために、どうするか?

皆さんにも経験があるかと思いますが、さほど忙しくない時ほどミスは起こるもの。
確認の一手間を惜しんだときや、患者さんの状態を確認しなかった時など。
一方で、忙しい時や緊急時ほど、ミスは少ないもの。むしろいろんなことにパッパと対応していて、注意力も高まっていたりします。

また、「仕事は忙しい人に頼め」と言いますね。忙しい人の方がどんどん仕事をこなしていきますから、頼んだ仕事にすぐ取り掛かってくれます。
今ヒマそうにしている人に頼むより、結果として早く正確に済むことが多いのです。

何を言いたいかというと、地味でルーティンワークのような目立たない仕事をこなせない人や、明らかに自分だけに責任のあることしかやろうとしない人は、とにかくフットワークが悪くなります。
そうすると、絶対に看護の質や危険を察知するアンテナは下がります。

中にはここという時にだけ本領発揮できるタイプの人もいますが、そういう人は言い換えるとズルイ人とも言えます。
ズルイ人が何か困ったり失敗しても、周囲は誰もフォローしたり励ましてくれたりはしません。ざまあみろとか、日頃怠けているからだとか、そんな風に思われてしまいますね。

いつもフットワークよく動く人、みんながダラダラしている時にこそ動いて地味な仕事をこなしている人は、困っていたら皆が助けてくれます。
それに、自分だけ怠けていると居心地悪くなってしまうものなので、フットワークよく動く人の中にいると、誰しも動くようになります。
よく雰囲気のいい病棟と悪い病棟があると思いますが、これも連鎖反応の結果ですね。

人間、どうしても楽をしたくなるものです。
しかし、一度楽をしてしまうとよほどの緊急事態でない限り、急にシャキッとモードに変えることはできません。
人間はスイッチではありませんから、当然です。
どうしてもフットワークの悪い人は、仕事の内容もどこか手を抜きがちになっているものです。

ではどうしたらよいでしょう?それは、手と足を常に動かすようにするのです。
そうすると、怠け心もどこかに行ってしまいますよ。
そして、そんなあなたの働きは皆見ているものです。
何から始めたらよいかわからないのなら、机の上や流しの掃除をしてみましょう。掃除をすることは、汚れを払って清めるだけでなく怠け心も払ってくれますから、効果は絶大です。