アナフィラキシーって、どういうもの?



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アナフィラキシーって? PART1


アナフィラキシーは、アレルギー反応の1つ。

アレルギーというのは、実は4つの種類があるのを知っていますか?
Ⅰ~Ⅳ型まであり、中でも一番怖いのがⅠ型の即時型(アナフィラキシー型)。

「アレルギー」と普段私達が口にする言葉は、Ⅰ型を示していることが多いですね。
アレルゲンに反応して、15~30分で症状が現れるので即時型といいます。
では、どういったものがⅠ型アレルギーに分類されるのでしょうか。

Ⅰ型アレルギーには、何がある?

・食物アレルギー
・薬物アレルギー
・気管支喘息
・アレルギー性鼻炎
・蕁麻疹
・アナフィラキシーショック

はい、出て来ましたね。
アナフィラキシーショック。
アナフィラキシーショックは、アレルギーの中でもⅠ型アレルギー。
これが今日のテーマです。

言葉としては聞いたことも、知識としてかじったこともあると思います。
しかし、実際に目にしたことはありますか?
そして、何をしたらよいかわかりますか?
2回に分けて、お伝えしていきますね。

アナフィラキシーの定義

ではまず、アナフィラキシーというものがどう定義されているか確認しましょう。

アナフィラキシーは皮膚・気道・血管系・消化管など複数の臓器障害を特徴とする重篤な全身性アレルギー反応である。
重篤な症例では気道が完全に閉塞して心身血管虚脱が起こり、死に至ることもある。

(ACLS-EP マニュアル リソーステキストより)

薬物・異種蛋白などの特定のアレルゲンによって、Ⅰ型アレルギー反応が生じた結果、血管透過性亢進により呼吸困難などを伴うショック症状などを呈する病態である。
重症例では数分のうちに意識消失、死に至る。
(病気がみえるvol.6 免疫・膠原病・感染症より)

アナフィラキシーは,すでに感作されている人が感作抗原に再暴露すると起こる,急性の,生命を脅かすIgE媒介性のアレルギー反応である。
(メルクマニュアルより)

アナフィラキシーとは、アレルゲン等の侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応をいう。
(日本アレルギー学会アナフィラキシーガイドライン

多少言葉に違いはありますが、キーワードは
・急性のアレルギー
・死に至る

これですね。
たかが食べ物や薬一つが、死に至るというのですから怖いですね。
でも、実際身近な食べ物でアナフィラキシーを起こしてしまう人はいます。

また、食べ物はある程度の年齢になれば自分が食べないようにすれば済むものです。
しかし、蜂などは自分でふせぐことができずに接触してしまうこともあるのです。

アナフィラキシーというのは、いつ・誰が・どこで起こしてもおかしくありません。
こちらでも紹介しましたが、アレルゲン不明のままショック状態になる人もいます。
病院についたときには「ただの蕁麻疹」であっても、刻々と症状は代わり、その数分後には呼吸困難訴えてショック状態になる・・・そんなこともあるのです。

アナフィラキシーというのは、致死的なアレルギーです。
そして、アレルゲンに反応する時間が早ければ早いほど重症でショック状態になるのです。

これってアナフィラキシーかも・・・?
そんな症例に出会ったら何をしたらよいのか、
アナフィラキシーは何が起こって致死的となるのか、
それについてはPART2でお伝えすることにしましょう。



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