蘇生時に必要なことは、チームダイナミクス



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緊急時こそ、騒ぐな・慌てるな!チームダイナミクスが蘇生のカギ PART1

チームダイナミクスって?

重症者が搬送されたり予期せず患者が急変を起こしたり・・・しょっちゅうとは言いませんが、医療の現場では珍しいことではありません。

私も外来勤務をしていますので、いきなり飛び込んできた名前も既往歴も知らないような人に対応することがあります。
そんなとき、どうしたら適切な処置を、最短で行うことができるでしょうか?

今回は、AHAのACLS EP マニュアル・リソーステキストより、効果的な蘇生チームダイナミクスについてお伝えします。

“チームダイナミクス”って、なかなか聞かない言葉ですよね?
どういう意味でしょうか?
平たく言うと、“リーダーシップ・マネジメントをとることにより、メンバーのもつ力を最大限に活かすこと”となるでしょうか。

チームワークは、“チームで協力しましょう”ですが、チームダイナミクスはメンバーの力をチームリーダーがマネジメントし、「正しい方向に持っていくこと」なんだろうなぁと、理解しています。

残念ながら、テキストに「チームダイナミクスとは何か」と明確に言葉にされていないんですね。
おそらく、アメリカでは普通に使われている言葉で、日本語訳するときにその定義をしなかったのではないかなと思います。

では、このチームダイナミクス、実際は誰がどんなことをするのでしょうか?
どうしたら無駄な動きをカットして、適切な処置を最少の労力と時間で行うことができるでしょうか?

効果的なチームダイナミクスのための、役割とやるべきこと

チームダイナミクスを効果的に行うためには、チームリーダーとチームメンバーのそれぞれが各々の役割を果たし、やるべきことを実行することが必要です。

さて、では実際に何をするべきなのでしょうか?
マニュアルの一部を抜粋しました。

チームダイナミクスの図

リーダーはとにかく、その場をマネジメントすることに重きをおき、メンバーは連携しながら確実に1つずつ行動することに重きをおきます。
ですから、リーダーが熱くなってはいけないのです。
全体を把握し、そしてメンバーに対して適切な指示を出すことが求められるのです。

ちなみに、ACLSの講義においては、リーダーというのは看護師でもなりうるとしていますが、今の日本では事実上それはかなり難しいことでしょう。

医師が不在の場合、病棟で一番経験の多い看護師が暫定的にリーダーを務めることがあるかと思います。
しかし、いくらアルゴリズムにの通りとは言っても、ボスミン投与の指示なんて出せませんよね・・・。

具体的に私達が蘇生の場に居合わせたら、どんなことを意識して行動すればいいのか、PART2でお伝えすることにしましょう。



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