急性期を辞めたいと思ったら・・・ただ辞めるだけでは、あなたの経験がもったいない!!



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急性期を辞めたいナースの賢い転職方法とステップアップ

なぜ急性期は辛いの?本当に辞めなければ、解決しないのか

あなたが今、急性期病棟の勤務を辞めたいと思っているなら、その理由はなんですか?
・入退院が激しく、それに伴う業務が多い
・記録や書類等必要となる事務的要素が多く、制度改正も頻繁
・疾患についていけない
・時間外業務が多い
・医療処置が多い(介助を覚えたりするのが大変)
・重症患者を受け持つことが、精神的に負担
・夜勤が体調不良を招いている
・家族の生活(子供)に合わせられない
・医師との関わりが苦手

あなたが急性期を辞めたい理由は、この中にありましたか?

急性期がある病院なら、慢性期や外来という手もあるはず。今の病院の中に、あなたが急性期を辞めたい理由を改善してくれる部署はありますか?
最終手段にはなりますが、もし今の急性期病棟から外してもらえないなら退職しますという希望を出してみましょう。その願いが半年以内に叶わなかったら、本当に退職してもいいのではないでしょうか。ただし、3か月は待ちましょう。あなたが新しい部署に行くなら、今の部署へ誰かを異動させなくてはなりません。そうなると、都合よくすぐに異動はさせてもらえないはずですから。

しかし、できるだけ今の病院に長くいることが、あなたにとってどれだけのプラスになるか、考えたことはありますか?

まず基本給。今までほぼ毎年、数千円ずつ上がっているのではないでしょうか?それに、転職時の基本給の設定は前の職場に合わせてもらうのがやりやすい交渉術。今の病院での実績をつくった方が、転職には有利なのです。
次に、退職金。退職金というのは、きれいに右肩上がりで経験年数分増えることはありません。最初はほとんど出ない年数があり、その後10年・20年とあがっていき、最後の10年でグーンと上がることが多い。つまり、勤続10年未満はほとんどもらえず、勤続30年というほぼありえない人だけが高額の退職金をもらえるのです。
そして最後に人間関係。どこの○○さんとどこの××さんは仲が悪いとか、これを頼むなら△△さんとか、いろいろ働く上で院内・部署での権力と人間関係図が頭に入っている方がやりやすいもの。転職してしまえば、一からそれを覚えなくてはいけません。

もしあなたが部署を変更してもらうことで、今の病院での実績を積み重ねることができるのなら、できるだけそこを検討しましょう。
どうしてももう退職しなければ、自分の身が持たない、家庭が崩壊してしまう・・・という場合は、あなたが急性期を辞めたいと思う理由を本当に解消してくれる転職先を探しましょう。

急性期の経験は宝。急性期から離れないことをまず検討しよう

看護師は、資格を持っているのに働き続けられない人が大勢います。潜在看護師だけで70万人はいるというデータもあります。
しかし、一度退職して潜在ナースになってしまうと、また急性期に戻るということが難しくなります。1年の間でも、いろいろな法改正や制度改正、院内の取り決めが変わっているので、なかなか適応するのが難しくなってしまうのです。

だから、できるだけ辞めない道を選択しておくほうが、今後の人生にとってベター。
今は旦那の収入で食べていけるから退職して早く楽になりたいと思っても、子供が高校生になってお金がかかるようになったり、離婚してシングルになった場合は、自分も稼ぐ必要が出て来ます。
その時に、何年ものブランクがあってはなかなかフルタイムで復帰することができないのです。

また、慢性期や老健、デイ、外来、クリニックと看護師の働く場はたくさんありますが、どこに行っても急性期での経験が活きて来ます。どの場所でも、急変ということがありうるからです。その時に、全く急性期にいなかった人はどういう対応をしていいかわかりません。
セミナーで急変対応を学んだとしても、それを実際の場で経験している人はとても強い。やはり頭で覚えるだけではダメなんです。

あなたの急性期での経験は宝です。それをさらに磨くことができれば、今後いろいろな活路が見出されるでしょう。しかし、早々に急性期からリタイアしてしまったり、まったく経験のない場合には、転職するにしても選択肢が狭まってしまいます。

今の病院に10年いたし、勉強もかなりさせてもらった。そろそろ自分の身体と家庭を優先させようかな・・・そう思ったら、今までと全く違う場所で働くのもアリ。
今まで病棟にいて、これから違う病院で外来の日勤ナースとなる場合も、必ず今までの経験が活きて来ます。そして、それがまた息抜きといい経験になって、もう一度病棟復帰してみようという気になるかもしれません。

看護師は専門職です。だから、ただ転職するのではなく、可能ならば自分をステップアップさせることのできる職場を選んで欲しいと思います。ただし、どうしても家庭の都合で一時的に仕事をセーブしなくてはいけない時期もあるでしょう。そんな時は、その時できる限りの努力をすれば、それはそれで次に活かせるはずです。