採用時に、職場の人間関係が決まっている!?



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なかなか思った人が入らない、波長の合わない人が入る・・・その理由は?

現場のスタッフが面接できたらいいのに・・・。

いつも新しいスタッフが入ってくると聞くと、私達迎える側は「どんな人だろう?」と期待を寄せます。
フットワークがよくて、コミュニケーションが取りやすくて、しっかり勉強していて、残業もできて・・・と、本当に期待してしまうものなのです。

入って来た日にガックリ来ることもあれば、しばらく働いてみて(この人やり辛いなぁ。)と思うこともあります。
最初からその人の全てを読み取れる、神様のような目を持っている人はいませんから、仕方ありません。

何より、看護師は不足しているのが現状。
どの医療機関も、給料面さえ納得してくれればパートだろうと正規だろうと、夜勤なしだろうと、とにかく看護師はキープしておきたいものなのです。
看護師は、よっぽど変なことを面接でしなければほとんど採用されるという、完全売り手市場なんですね。

でも、だからこそ“ハズレ”の人も大勢います。
私も何度ガックリきたことか・・・。
人のことをそんな風に思ってはいけないとは自分でもわかっていますが、やはり即戦力になる人が来てくれると、すごく自分達が楽になれるのです。

また、気持ちよく働ける人の場合、職場の雰囲気がキリキリ・ギスギスしなくなります。
ところが、その雰囲気を乱すような自分勝手な人や礼儀をわきまえない人が入って来ると、途端に働きにくく感じてしまうのです。

このような波長や即戦力について、現場の意向と全く違う人材が来るのはなぜでしょう?
こちらでもお伝えしましたが、転職時の面接で看護師の同席しないことは、よくあるのです。
少なくとも、同席したとしても看護部長や科長といった上の人達であって、実際に配置させる部署のスタッフが面接に呼ばれることは、まずありません。

これが、波長の合わない人が入ってくる、そしてすぐ辞めていく原因だと思うのです。
私自身も、転職時には面接で事務方のトップ3人と会っただけで、その場で採用決定。
看護部長に会ったのは、勤務初日だったのです。

前職が同じ外来勤務であったためかなり応用を効かせることで対応できましたが、面接時に聞いていた話と大分違っていたので困りました。
自分の求められる役目・ポジションを見つけたら、急に働きやすくなりましたけれど。

それが「救急」「あらゆる科を掛け持ちするフリー業務」という役周りだと気づいたのは、就職してから数か月経ってからのことでした。
最初からわかっていたら、心の準備も勉強もできたのに・・・と思ったのです。

画期的な採用方法をとっているベンチャー企業

教養についての記事で紹介した人生を面白くする本物の教養で、著者の出口治明さんも同じことを述べています。
出口さんはライフネット生命の代表取締役社長兼CEO。
社員の採用権を持っているはず・・・ですが、面接に立ち会わないそうです。

基本的なスペック(保有資格)さえ合致していれば、あとは相性の確認を重視しているというのです。
どんなに優秀な公認会計士出合っても、現場との波長が合わなければチーム運営がうまくいくはずがないからというのです。

ですから、ライフネット生命では、原則として当該部署のスタッフが応募者と面接をするそうです。
最終的には役員面接を行ってから採用となるそうですが、基本的には現場のスタッフが決めているというのです。

この部分を読んだ時、私が実際に感じていたことを実行している人がいたんだな、と少し驚きました。
看護の世界では、まずとにかく雇えるだけ雇いますよね。
退職する人のことも考えて。

それから、現在足りない部署に割り当てます。
相性なんてことは気にしません。
まれに希望の科を選ばせてくれることはありますが、現場のメンバーの意向は全く反映されませんね。

だから、どこに行ってもうまくいかない「流れ者」の看護師が出てしまうのではないでしょうか。

人間関係というのは、本当に厄介です。
でも、まず採用の段階から見直してみたら、少しは人間関係の悪化を防いだり、採用してもすぐに辞めてしまうということが減るのかもしれませんね。