給与重視の転職には、何に注意すべきか?



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転職で、「給与」を重視する場合の注意点

究極の選択!? 給料をとるか、時間をとるか

今の職場を辞めて新たな転職先を探すとき、あなたは何を重視しますか?
・定時上がり土日祝日休み厳守の、休み優先
・多少厳しい条件を覚悟して、基本給UPが絶対条件

簡単に言えば、時間をとるかお金をとるかということですね。
どちらが正しいのでも、間違っているのでもありません。環境や家族構成・仕事観・体力その他の様々な要因が絡みますから。

中でも仕事観というのは、変えられません。つまり、仕事に対して何を求め、何を重視するかです。
子育ては一定期間専念したら子供の手が離れますから、フルタイム復帰が可能です。
しかし、
・仕事はパート程度にとどめて、とにかく家事をしっかりやりたい
・仕事も家事もしつつ趣味も楽しみたいから、仕事はパートにかぎる
・女は家にいるもの・・・と夫や義父母が思っている

こんな場合は、子供の成長は関係ありません。この人達に必要なのは、適度なお金と育児に対する十分な時間。
ですから、定時上がりの土日祝日休みが絶対条件になってきます。
しかし、それを怠けているとかモチベーションが低いとかは言えません。自分なり周囲がそういう仕事観なのですから。
給与に見合った働きをしていれば、それでいいのです。

もし、あなたが多少厳しい条件を覚悟するから給与UPが転職の絶対条件だ、という場合は少し考える必要があります。
まず、給与はどのくらい望むのか。「もらえるだけ」では、交渉のしようもありません。
最低限いくらないと生活が楽にならないとか、いくら以上なら転職してもメリットが高いかなとか、額で決めた方がよいでしょう。

その額に対して、転職先はどんな条件を出してくるでしょうか?
・夜勤
・管理職兼務
・土日祝日勤務あり
・年末年始、お盆休みなし
・体力的にきびしい(腰を使う)
・急な残業あり   
・休日の呼び出しあり       etc.

これら、何に対してどこまでなら許容できるでしょうか?
給与を重視して転職するなら、パート看護師のやりたがらないところを一手に引き受けるつもりでいた方がよいでしょう。
他人がやりたくない業務・時間だからこそ、給与が高くなるのですから。
特に17時以降の業務と土日祝日の業務は、家庭を持っていると一番避けたいものです。

また、夜勤は月に4回までといっていても、「一度夜勤のやれる人」という認識がされたら、そのあと5回、6回と増えていく可能性には注意が必要ですね。
同様に残業も「残って大丈夫な人」と思われたら、それが毎日となった時に耐えられるでしょうか?

お金を重視する、ということはそれだけの覚悟が必要です。
あとでこんなはずじゃなかった・・・と再度転職したら、それこそ給与を高くすることは難しくなってしまいますからね。
そのためには、本当の業務の実態を把握しておくこと、それから仕事に専念できる環境作りも必要です。

看護の世界でも、年俸制導入の動き

最近看護の世界でも、年俸制が出ててきました。まだまだ少ないですが、私立ではこのような制度をとっているところもあります。
年俸というのは、きっちり年収を12で割った金額を毎月もらいますから、良くも悪くもボーナスがありません。

ボーナスがないのは困ると思いましたか?ボーナスというのは、その都度支給額が変わる可能性があります。
いきなり「夏のボーナスは赤字だから2か月分を1か月分にします」と言われても諦めるしかないということもあります(契約で決められていなければ)。
その点、年俸制ならボーナスが減ろうが関係ありません。確実に1年間その金額が受け取れます。減給にされない限りは、ボーナスの月まで働かなくてもボーナスの一部を月給と一緒にもらえるのです。

ただし、逆にボーナスがUPする可能性を捨てることにもなります。まあ滅多にボーナスが大幅UPされることはありませんが・・・。
また、年俸制をとるのであれば、受け取る方はお金の使い方に注意しなくてはなりません。今までよりも多い金額を毎月の給与で受け取りますから、ついつい気が大きくなってしまいがち。
毎月使い果たしていては、今まで頼っていたボーナス払いがききませんし、貯蓄もできません。

一般的ではありませんが、年俸制を提示された時にびっくりしないようにはしておきましょう。時代は変わりますからね。