夜勤はムリ!・・・という前に、いろんなタイプの夜勤をみてみよう



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夜勤は準夜と深夜勤務だけじゃない

夜勤は夜勤でも、いろいろな種類がある

夜勤と聞くと、あなたは準夜・深夜勤務のことを思い浮かべるのではないでしょうか?
でも、24時間・365日稼働している医療機関では、この2つの夜勤ではない、変則型の夜勤があるんですよ。

私もそのうちいくつか経験したので、夜勤の働きかたやそれに伴う問題点を考えてみたいと思います。
まず、夜勤にはどんなタイプがあるでしょうか?

夜勤もいろいろ

普通に私達看護師が夜勤というと、準夜か深夜のことですね。
両方続けて通しのことを夜勤、と言う病院もあるでしょう。

でも、他にも待機していることの夜勤もありますし、院内に待機しつつ1晩通しで行うことを別枠で当直としているところもあります。
電話がかかってくる待機というものもありますね。
また、準夜ほど遅くはないけれど22時頃までの勤務という、遅番のこともあります。

いろんなタイプの夜勤、それぞれの特徴は?

それぞれの夜勤の特徴を考えてみましょう。
普通の深夜と準夜は、病棟勤務の看護師ですね。

待機というのは、患者がいなければ呼ばれないけれど、いざとなったら出動(出勤)できるようにしておけ、というものです。
たとえば手術室・内視鏡室・透析室がこういった待機制を設けている部署になります。

常に夜勤者として院内で待機していたら、人的にも金銭的にも資源がない。
だから、必要なときだけ呼ばれたら出て来なさいというもの。
待機には本来なら待機料が発生するハズですが、実際に呼ばれなかったら手当はゼロ、という病院もあります。

でも、呼ばれたらすぐに(おおむね30分以内)に登院できるように、お酒も飲めないし、出かけられない。
いつ呼ばれるかもわからないのに、生活が拘束されるのが待機ですね。

さて、待機にはも一つ。
電話の待機です。
これは、訪問看護や施設に属する看護師が当番制で行うもの。

日中は看護師がいても夜は介護士だけというグループホームなどは、何かあったときの判断をしてくれる人がいません。
ですから、そんな時に電話相談をする・もしくは本当の非常事態には施設へかけつけることにしてあることが多いようです。

どの程度で待機ナースをコールするか・・・それは、施設によってまちまち。
施設に勤務している私の知り合いは、一応電話は近くに置いてあるけれど、ほとんど鳴ることはないと言っていました。
本当に何かあった場合は、救急車を呼んで病院へ搬送してもらいますしね。

訪問看護師にかかってくる電話は、Hrカテが詰まった・抜けた、熱発したといったことが多いですね。
電話で済むこともあれば、実際に訪問しなければならないこともあります。
訪問看護は病棟ほど大所帯ではないので、電話の当番は少し多いかもしれません。

次に当直です。
深夜・準夜勤務者と別に当直を置いているところは・・・救急外来などがそうでしょう。
私が以前勤務していた病院では、救急外来の看護師が準夜と深夜を行い、それでも人手が足りない時間帯・緊急時だけ助っ人で呼ぶのが当直でした。

当直は外来看護師が当番制で行い、コンビニ受診の多い18時から22時頃までと、夜間の心カテや交通外傷・緊急オペといった時に、当直をコールしていました。
当直は、夜勤手当より少ない待機料がありますが、あとは実働時間分の手当が出ていました。

ただし、当直は次の日も勤務のあるのが、終われば帰れる準夜・深夜と違うところ。
半日帰れることもありましたけれど。
それよりも、いつ呼ばれるか・・・という不安と緊張で、夜もぐっすりは眠られないし、狭い当直室にこもっていることが私には苦痛でした。

最後の遅番。
少し遅い程度ではなくて、準夜の手前って感じですかね。
例えば夜間透析の対応は、実際終われば23時頃になりますから、立派な夜勤です。

私は救急外来で、22時までの遅番をしていたことがあります。
当直と別枠で、遅番というのがあったんですよ・・・。
それだけ、救急外来はコンビニ受診が多かった、ということなんです。

準夜の始めは患者さんがいっぱいでも、準夜の終わり頃になると皆パタッと来なくなるんです。
落ち着くとまず遅番が帰り、それから当直が待機室に戻り、最後は救急外来所属の準夜が2人残り、深夜勤務に引き継ぐという工夫をしていました。

あなたに向いている夜勤は?

いろいろなタイプの夜勤があること、おわかりいただけたでしょうか?
看護師にはいろいろな働き方があります。
働くスタイルがいろいろあるということは、夜勤のスタイルもいろいろということ。

正直なところ、自分にはどのタイプが向いているのかわかりません・・・。
でも、今まで経験したどの夜勤も、今に活きています。

やっている当時は、それぞれ辛かった。
準夜・深夜も、当直・遅番も。
30代半ばにして夜勤に復活したときは、通しだったから(おまけに翌日は日勤)月2回だけなのに辛かった。

結局、身体と心と、家族の生活を考えて、今は日勤だけの生活に落ち着いています。
この先どんな働き方をしていくかわかりませんが、ただ夜勤といっても準夜・深夜だけでなく、違う形で自分も関わる可能性はあるかもしれません。

夜勤なんてムリ!と思ったあなたも、これくらいならできるかも・・・というタイプは、ありましたか?