基本給と夜勤手当について



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「夜勤手当が高いけど、基本給が低い病院」ってどうなの?

給料明細をよく見てみよう‼

病院から毎月給料日に渡される給料明細。手取り額や時間外手当の額だけ見てポイ、していませんか?
収入の内訳をよくみて詳しくなることで、転職時に気を付けるべきことや、今自分の置かれている状況を理解することができます。

今回は収入についてだけ触れておくことにしましょう。収入は総支給額から各種控除(税金など)が引かれたものが手取り額。実際に生活費として使えるのは手取り額ですから、この金額が一定ならいいように思えますよね?でも、それはちょっと違うです。

支給額は、これらで構成されている

基本給
役職手当
資格手当
扶養手当
時間外手当
通勤手当(課税分+非課税分)
住宅手当(賃貸の場合のみ)

これらを足したものが総支給額になります。でも、その内訳として基本給以外が高くなっていたりしませんか?
例えば、資格手当がついている代わりに、転職条件として出した基本給より低くなっている(合計すれば、支給額は同じに見える)とか。

実は、ここが経営側のうまいところ。日本は労働者が不当に扱われないよう、様々な法律で守られています。
また、慣習として残っている制度もあります。
例えば、体調を崩したときに請求するともらえる傷病手当金、または自己都合退職したあと3か月以降ならもらえる失業保険、将来の年金額は、総支給額を元に計算されます。ですから、内訳としていろいろ分けられていても、総支給が高ければその分これらの制度を利用するときには影響ありません。

ところが、ボーナスや退職金は総支給額で計算しません。基本給の〇.〇か月分という計算をします。そうなると、資格手当や夜勤手当は対象になりません。
例えば、総支給が30万あったとしても基本給が25万なら、25万円で計算します。ボーナスが2か月分だとすると、その差は支給額にして10万円違います(ここから税金が引かれます)。
一度のボーナスでこれだけ違います。1年・5年・10年と考えると、大きいですよね。

基本給が低い場合の落とし穴

あなたは現在、元気だし夜勤もできる環境にあったとしましょう。また、時間外をじゃんじゃん付けて毎月数万円は確実に時間外手当を得ているかもしれません。しかし、この状況は確実に続くものでしょうか?

夜勤はまず、あなた自身ができなくなる可能性があります。体調や家庭の事情など、長い職業人生を考えるといろんな可能性があります。
では時間外は?もしかしたら、上司が変わったら時間外手当をつけさせてもらえなくなるかもしれません。時間外の出ない部署に異動するかもしれませんし、業務改善で定時で帰れるようになるかもしれません。

夜勤手当や時間外手当は、実働回数・時間分もらうものです。もらえる時には当然と思っていますから、最初からこれらの収入も見込んだ生活をしています。ところが、突然事情が変わってこれらを全くしないようになったら、翌月の給料からは一切つかなくなります。夜勤を通しで5~6回もしていれば月10万円超えることもありますから、これが全くゼロになるとしたら・・・?急にマイナス10万円の生活にシフトできるものでしょうか?
そして、これらの金額は、年金や傷病手当、失業保険にも影響します。夜勤を辞めただけで、あなたの計算の基となる収入は毎月10万円分少なくなってしまうのです。
これが、諸手当を高くつけている病院の落とし穴です。

ではこれが、基本給が高かったら?
夜勤を辞めても、時間外が請求できなくなっても、基本給分は確実に確保されます。将来の年金計算上も、基本給分は確保できますね。

この先転職するときにも、今の基本給をベースにして交渉することがあります。夜勤手当は病院によって一律一回いくら、と定められていることが多いのですが、基本給は交渉できます。経験何年でいくらという相場があったとしても、施設10年の経験と急性期でバリバリ10年働いたのでは、意味合いが違います。ですから、給料は過去の実績・経験と基本給で交渉するものなんですね。
その時に、基本給が安くて諸手当で賄われていた場合、あなたの評価は低く見られてしまいます。

転職時には、過去の源泉徴収票をもとにする場合もあります(この場合は総支給額しかわかりません)が、給与明細をしっかりみておくと、基本給をベースに交渉することができます。

転職時に、
「今毎月30万もらっているから、次のところでも夜勤月〇回以内で月30万手取りがあればいいです」
と言ってしまったら、基本給が下げられてしまうかもしれません。そうなると、ボーナスだけでも年間でいくらの差になるでしょうか?

どうも看護師は、お金の計算に疎い人が多いですね。同年代の事務系の人よりも収入が高い分、いい暮らしもできます。
でも、それはあくまでも今現在の働き方が続くと想定した場合です。3年後はどうなっているかなんて、誰にも分りません。将来のリスクを減らすためにも、もう少しお金や税金・各種制度に明るくなるべきだと思います。1人の社会人としても、当然のことですから。

もし今まで毎月の手取り額しか気にしていなかったのなら、まずは給料明細をしっかり見る癖をつけましょう。そこから次は控除の項目を見たり、時間外手当の計算方法や自分の1時間あたりの単価はいくらか、など考えていくことができるようになるといいですね。
病院に雇われている身ではあっても、あなたは1人の個人経営者だという感覚をもつと、将来の個人の経営状況(=家計状況)やリスク等、もう少しお金について考えるようになるかもしれませんね。



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