睡眠にまさるものはない



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1000円の栄養ドリンクより大切なコト

忙しい、だるい、眠い・・・頼みの綱は、栄養ドリンク

365日24時間稼働している病院において、いくら契約だからといってもきっちり定時で帰ることは難しいし、休憩もろくすっぽとれない。
勤務時間中はずっと動きっぱなし・・・。
そんな部署もあるでしょう。

また、夜勤をやると生活リズムを切り替えるのも大変。
3交代制だと、深夜勤務の前は日勤。
日勤深夜では、夜勤に入る前に十分に休息をとることができません。

準夜の日だって、その前にしっかり昼寝をしてから来ます、という人は少ないのでは?
子供の保育園・学校行事を済ませて、家族の分の夕飯を用意してから・・・なんてしていたら、休む間もなく仕事の時間になってしまいます。

そもそも、昼間起きて活動し、夜眠るという体内時計に逆らうのですから、夜勤をやるということはかなり身体に無理を強いていることになるのです。
おまけに夜勤は日勤に比べて従事しているスタッフが少ないので、夜勤ほど体位交換や急変、緊急入院の受け入れなどで、休む間がなくなってしまうのです。

このように、健康に悪い働き方をしないと成り立たないのが病院です。
仕方ありませんよね、患者さんは24時間いるのですから。

でも、私達の体は昼間用にセットされているので、夜勤をやるとそれだけでリズムがくるってしまいます。
人によっては、日勤と夜勤の切り替えがシャキッといかない人もいます。

人手不足から、毎日毎日残業&夜勤で、常にヘトヘト・・・という人が、病院では男女問わず、職種を問わずいます。
そして病院の職員は、栄養ドリンクを飲んでいる人達が本当に多い。
売店では必ず栄養ドリンクがおいてあるし、ゴミ箱も栄養ドリンクの空き瓶が多い。

お金を払ってでもいいから、とにかく今日の仕事を乗り切りたい・・・そんな人が、大勢いるということ。
そして、その人達の働きのおかげで病院は成り立っているのです。

夜勤から離れてわかった、睡眠の価値

しかし、私はその生活から抜けることにしました。
車での事故が続いたのです。
私にとっては、1本1000円の栄養ドリンクを飲むことよりも、昼間中心の生活をすることの方がよっぽど事故防止につながります。

前職では、夜勤をすると頭痛がひどくなるという人もいました。
だから外来勤務をしているのだと。
とてもデキる人だったので、退職されるよりはそうやって引き止めていたのでしょう。
子供も小さかったし。

しかし、公立病院では正規職員は皆、同じ条件です。
給与も階級が決まっていて、同じ階級の人は夜勤をしようがしまいが、同じ基本給です。
ですから、土日祝日勤務や夜勤をこなしている病棟看護師からすると、外来看護師は「ズルイ」という見方をされます。
これは、どこの病院に行っても同じでしょう。

その人は、いつまた病棟配属になるか、ヒヤヒヤしていました。
私もそうです。
いつまた病棟に行けと言われるか・・・夜勤をやったら自分がどうなるか、目に見えています。
だから私は、そんなヒヤヒヤしながら働くよりも、民間に転職して最初から夜勤無しの契約を結ぶことにしました。

結果としては、一時期2交代制の夜勤を手伝いに行ったことがありましたが、やはりいくら昼寝をしてから出勤しても、私には務まらないということが判明しました。
夜勤明けはもうボロボロで、家につくまで運転するのがやっとでした。
その前に、勤務中から眠気と疲労がひどく、その時期は栄養ドリンクのお世話になりました。

看護師として夜勤から一線を引くというのは、ある意味「フルコース」で働けないことを意味します。
私の場合は育児が理由ではないので、子供が成長しようと今後も夜勤ができないのは変わりません。
むしろ、体力が衰えていけば、もっとキツくなっていくでしょう。

月に1回程度なら、なんとか頑張れるかもしれません。
翌日を休みにしてもらうとかは必要ですが。

でも、数日ごと夜勤という生活は無理でしょう。
これは、やる気とかの問題ではないんですね。
そういう身体なのです。

私が事故を起こしたり体調を崩したとしても、病院は全責任を負ってはくれません。
それに、夜勤をするときの前後は、体内リズムの調整のために私の生活にも支障が出ます。

1000円の栄養ドリンクより大切なこと。
それは、昼間中心の生活と十分な睡眠です。

私はいつも、必ず7時間寝るようにしています。
たまにふと目が覚めてしまって、結果的に6時間睡眠になってしまうこともありますけれど。
それは、身体が自分で起きたときなので、問題ありません。

やりたいことの多い私は、自分の時間を1時間多くしようとして、睡眠時間を6時間に削ったこともあります。
社会人で6時間睡眠って、別に少なくないですよね?
特に、仕事が看護師となると、充分寝てるじゃん!となります。

でも、私には足りない。
どんなに栄養ドリンクに頼ろうと、私の体を維持・管理するためには、7時間睡眠が必要なのです。

あなたはもしかして、栄養ドリンクに頼って働いていませんか?
確かに、病院は夜勤をやってくれる人がいないと成り立ちません。
しかし、もし私のようにどうしても夜勤が向かないというタイプならば、栄養ドリンクをがぶがぶ飲んで乗り切る・・・という生活から、早めにリタイアすることを考えましょう。

夜勤を頑張れる人は、すごい。尊敬します。
でも、頑張れないからといって、負い目を感じることはありません。
長く働き続けるためには、健康でいることも大切です。

1本1000円の栄養ドリンクより効果の高いもの、それは睡眠なんですね。