厳しいけど、良い上司の見分け方

上司

いい人って、どんな人?

職場には同じ看護師でも、いろいろな人がいます。

その人の性格による違い、仕事に対する考え方の違い、勤務体制(正規・パート)の違い等、いろいろなことが要因となって1人の看護師が形成されています。

  • 淡々と仕事をこなすタイプ
  • いつもニコニコ、いい人オーラ全開タイプ
  • いつもガミガミ、お局タイプ

こんなタイプ、いませんか?
そして、これらのタイプの中で「いい人」ってどれでしょう?
いつもニコニコしている人に思えますよね。優しくて、いい看護師さん。

でも、上司としていい人となると、ちょっと違うかもしれません。
ニコニコしていて優しいけれど、間違ったことを間違いだよということもしてくれないのであれば、上司(先輩)としては、本当に優しいとは言えませんよね。

では淡々とこなしている人はどうでしょうか?

こういうタイプは、自分のことはしっかりやるけれど、頼まれなければ手助けしないという人が多いですね。
あなたが判断に困ることがあって、質問すれば答えてくれる。でも、教えてあげよう・成長させようと思っていないので、ただ答えを言うだけ。

「今はこうすればいいのね」となるので、あなたは仕事ができます。しかし、次に困ったときには活かせません。

ガミガミ怒っている人は、どうでしょう?

一見すると、ただあなたに怒ったり自分のことを上だと認めさせたいだけのように見えるかもしれません。
宿題も多いし、言い訳もさせてもらえない。
本当にあなたのためを思って指導してくれているのでしょうか?ただ当たり散らしたいだけかも・・・。

実は、本人もよくわかっていないかもしれません

下がミスをすると自分のミスにもつながるから、怒っているだけなのかもしれません。
そういう人は、あなたの頑張りを認めることはなく、人間的に否定してくるかもしれません。

そんな人の下につくと、本当に毎日がしんどくてしんどくて・・・出勤することも辛くなるかもしれません。

しかし、そんな上司の下で耐えていた人は、その後が強い。何か人間関係で困ったことがあっても、
「あの時に比べれば、この人なんて全然たいしたことないわ~」となります。

そして最初に厳しい人が上にいる職場に配属されると、仕事に対する責任感が強くなり、いい加減な仕事をしなくなります。
その代り、自分も厳しい人になりやすいという反面もありますけど。



厳しくても良い上司って?

私自身が今まであった上司で、本当にいい上司というのは厳しいタイプでした。

厳しいけど、その人の合格ラインに達するととても深い勉強になっていたし、「やった!!」という達成感でいっぱいになりました。

怒られるときは目いっぱい怒られる。判断ミスではなく、手を抜いたことに対するミスは特に厳しい。
でも、人の見ていないところでもコツコツと努力し、誠実であることに対しての評価はとても高かった。

自分が上の立場になった時に、そんな立派な上司になっていられるのかは疑問ですが・・・自分を棚に上げて言うのであれば、理想の上司っていうのは「必要な時にだけ手を出してくれる人」ではないでしょうか

とにかくやらせてみるけれど、実は進捗状況や手にしていた物を目の端で見ている。
そして報告や相談に来た時に、いくつか質問してみる。

その時、しっかりとエビデンスに基づいたことを行い、患者のことを考えて行っているならよし。この場合、報告に対して言葉は少ない。
逆に、間違った判断や勉強不足、少しの手間を惜しんでいい加減なことをしたときには、ドカンと怒る。

普段自由にしている分、いきなり質問がきたり、普段の勉強具合をチェックされるととても気が締まる。
いつもガミガミしていないのに、不思議とこの人にはいつも見抜かれてるなと思う。
そういう緊張感を与えられる人って、すごい。

そんな人が、部下を潰さない良い上司ってことではないかと思いますね。
ただ優しいのでも、淡々と自分のことだけこなすのでもなく、かといってガミガミ怒るのでもなく。

ここぞという時にだけはきちんとカツを入れてくれる。それがあなたをミスから守ることになる。

あなたの周りには、そういう上司がいますか?
もしいなかったら、自分でいい上司に仕立て上げてしまいましょう。

  • 淡々とこなすタイプ
  • ⇒自分で質問を持ち込んで、巻き込んでしまう。
    こういう人は、実は知っているけど全てを教えてくれる訳ではないので、上手に聞き出すように努める。

  • 優しいタイプ
  • ⇒すごく嫌なスタッフや患者への対応をどうしているか・・・
    その神がかり的な穏やかさを真似してみる。

  • ガミガミタイプ
  • ⇒数年後の自分のスキルアップしている姿を重い浮かべましょう。
    この人の下にいれば、たいていの人のことなんてへっちゃらになります。
    認めてもらえなくても、勉強を続けていれば、それだけ自分の財産になる。

上司といっても、看護師です。

決してコーチングのプロではありませんから、良い上司なんて実はいないのかも。
皆がギリギリの人数の中で、家庭をもちながら、日々葛藤しながら働いていれば、理想の看護師なんてなれないかも。

それでも、自分の成長を上司に委ねるのではなく、自分で切り開きましょう。

職場の上司はあなたのことをどう育てようと思っているでしょうか?

残念ながらそんな上司がいない場合は、それぞれのタイプから上のように、自分の師に勝手に仕立て上げてしまいましょう。