ちょっと力抜いて!!

お母さんは、頑張り過ぎ?

最近は、共働きが当たり前の時代になってきました。
子供が幼稚園までは専業主婦で、末子が小学校にあがったらパートで勤めに出る・・・。
こういうパターンが、多いですよね。

私は子供が7か月の時に保育園に入れ、1か月の慣らし保育を経て生後8か月で復帰しました。
本当は産休のあと育休を子供の満1歳までとるつもりだったんですけどね。
早く出てきたら、正規でも外来においてくれるというので、やむなく休みを切り上げて復帰したのです。

7か月間の専業主婦期間はありましたが、最初から私は「働くお母さん」だったわけです。
夫も子供も、私は仕事をしているのが当たり前。
そして私自身も、仕事をしていることに誇りをもっています。

ところが、これが専業主婦やパート勤めをしていた人では違うのです。
家族も、お母さんは家にいて自分達のことをしてくれる存在。
あれもこれもお母さんで、お母さんのあるべき姿が高い位置にあります。

そして何より、自分自身がそう思っているのです。
ここまでやらなくちゃ・・・って。
しかし、仕事を始めたのなら、1日は24時間なのですから、同じ家事レベルをこなせるわけはないんです。

何かを妥協するか、誰かにお願いするか。
そうやって自分のやることを取捨選択していかないと、身がもちません。

私の場合は、それが料理と裁縫です。
朝は私が作りますが、子供の夕飯は実家の母と姉のところでお世話になります。
ついでに私の分のおかずだけ用意して置いてもらいます。

私の帰宅時間は一定ではないので、子供は先に姉のところで済ませます。
帰宅後に私は、朝とりおきしておいたご飯と味噌汁をあたため、もらったおかずでささっと夕飯を済ませます。
お風呂のお湯をためている間とかにね。

おかげで、私は帰宅から1時間半の間で夜の分の家事を済ませることができます。
これが、帰ってから夕飯を用意しなければならないとしたら、どうなるでしょう?

週のうち何回かは帰宅時にスーパーによるでしょう。
それから夕飯を用意して、子供に食べさせて、洗い物をして・・・。
これだけで1時間はかかります。
そのあと片付けをして、お風呂を入れて、洗濯して、明日の朝ごはんの準備も・・・なんてしていたら、あっという間に22時・23時になるでしょう。

しかし、私は帰ったらすぐに家事を片付けて、自分の時間が欲しい。
子供がお腹を空かせて待っている・・・と思いながら仕事をしたくない。
だから、平日の夕飯は完全に他の人の手を借りて済ませます。

だからこそ、片づけも掃除もできる。
そして、子供が寝てからの1時間は自分の時間ができます。
この間にネットサーフィンをしたり、本を読んだりします。

朝も、起床後から最低でも1時間は自分の時間をとります。
そうでないと、私は朝から夜までずっと頭も体も興奮状態で、休まることがなくなってしまうからです。

ちょっと頑張り過ぎだよ・・・。

私の職場のKさん、年は2歳下なのですが、経験は13年の差があります。
というのも、Kさんは1年目のときに妊娠・出産・退職してしまったため、新人指導もほとんど受けずに終わってしまったのです。
その後仕事はしていたものの、介護施設だったため、看護師という肩書きはあってもペーパードライバーのようなものでした。

転職してきてから、まず採血の仕方から教えなくてはなりませんでした。
針の太さの種類も、どのスピッツにどのような項目が含まれるか、何の目的で採るかも。

子供を二人抱え、夫の帰宅が22時すぎなので、家事・育児も全て自分です。
おまけに勉強もしなくてはなりません。
Kさんは、本当に頑張りました。

仕事でも「自分は一番下っ端だ」という意識があるため、常に動き周っています。
仕事に対する姿勢自体は、そうあるべきだと思います。
しかし、家でまで頑張り続けるのは、正直無理があります。

Kさんはもともとパート勤務でした。
仕事をセーブしている分、家事・育児は全て自分がやるものと抱えていました。
家族もそう思っていたし、本人も母として・妻として、「ここまでやらねば」という見えないプレッシャーがあったのです。

ところが、最近は毎日ひどい頭痛に悩まされ、ロキソニンを分3で飲む毎日。
忙しくて、睡眠時間を確保するのがやっと。
とても「一人の時間をのんびり過ごす」なんてできません。

心身ともに、明らかに余裕のなくなっているのがわかりました。
仕事も出遅れている分、早くいろんなことを覚えなくてはいけない。
子供に寂しい思いをさせている分、家事と育児は手を抜いてはいけない。
「~いけない」ばかりで、がんじがらめになっているのです。

私は、手を抜きな、と言いました。
仕事ではなくて、家事のほうに。
フルタイムの正規職員として転職して来たのだから、パート時代と同じことができる訳ないんだからって。
旦那が手伝ってくれないなら、手を抜くことに目をつぶってもらいなよって。

日々、覇気がなくなっていくKさん。
お金をもらって働いている上に、キャリアも私と10年以上の差がありますから、仕事で手を抜けとは言えません。
けれど、家事は手を抜くところを割り切らなければ、身が持ちません。

私のアドバイスは、気楽な母子家庭ということもあるので、なかなかKさんが取り入れることは難しいかもしれません。
でも、これから長く看護師として働くのであれば、上手に手を抜くことも仕事の一つなんだと思うんですね。

日本の働く女性は、本当に頑張り過ぎです。
私が頑張っていないだけかもしれないけど・・・(*´ω`)
あなたも少し、肩の力を抜いてみるといいかもしれませんよ。